題名
- 「光る君へ」第01話「約束の月」
放送日
- 2024年1月7日
脚本
音楽
- 冬野ユミ
登場人物
家族
藤原家
朝廷
散楽一座
- 佐藤伸之(座頭)
- 金澤慎治(コウメイ)
- 長谷場俊紀(兼太)
- 松岡歩武(兼次)
- 千葉雅大(兼三)
その他
- ユースケ・サンタマリア(安倍晴明)
- DAIKI(須麻流、晴明の従者)
- 野呂佳代(ぬい、京の住人・百舌彦の彼女)
概要
1000年の時を超える長編小説「源氏物語」を生み出した女流作家・紫式部の波乱の一代記。平安中期、京に生を受けた少女まひろ、のちの紫式部。父・藤原為時の政治的な立場は低く、母・ちやはとつつましい暮らしをしている。ある日まひろは、三郎という少年と出会い、互いに素性を隠しながらも打ち解けあう。再び会う約束を交わす二人だったが……激動の運命が始まる。(公式サイトより)
雑感
- とにかく登場人物が次から次へと出てきて、その関係を理解するのが大変。
- 藤原道兼は劣等感の塊りでかつ堪えることのできない性格。「身分の低い者は私に殴られるためにいる、それで私の気が晴れるならいいではありませんか」と平気で口にするが、こういう考え方をする人は、自分より身分の高い人(例えば関白とか)に理不尽に殴られ、蹴られ、「お前はわしのサンドバッグなんじゃ」と言われて納得するのだろうか? ムロ秀吉のように、どうぞ殴ってくださいと尻を差し出すなら、それはそれで筋は通っているが。
- まひろと三郎の、身分を隠してのほのかな恋。しかしこんな幼い子が「私の母は天皇陛下に手籠めにされ、身籠ったから追い出された」なんて言うかな? 意味わかるの?
- 馬を鹿だと言われて言い返せなかった人が馬鹿、という故事を披露するが、殺された母を病死と届けねばならなかった。本当は鹿なのに、馬と言うしかない場面は、世の中にはあるのだ。
- 源氏物語のいろいろな場面を連想させるシーンが多々あったようだが、教養がなく、単なるシーンとして眺めていた。まあ、一年が経つ頃には、少しは源氏に詳しくなっているだろう。
リンク
- 幼い出会いは『源氏物語』のあの名シーン!叫びそうになった『光る君へ』衝撃の1 話を振り返る(2024-01-13、クロワッサン)
ぬえさんの文と南天さんのイラスト。こういう質の高いエピガイを読みたい。