題名
- 「光る君へ」第02話「めぐりあい」
放送日
- 2024年1月14日
登場人物
散楽一座(第二話)
- 毎熊克哉(直秀)
- 松本実(輔保、座頭)
- 上田実規朗(久々利)
- 谷川功(磯丸)
- 吉田壮辰(百成)
- 佐久本歩夢(白太)
- 原池優(黒太)
その他
- 三遊亭小遊三(絵師)
- 小平大智(麻彦、代筆の依頼者)
概要
母の死から6年(984年)、まひろは15歳となり成人の儀式を迎える。死因を隠した父・為時との関係は冷めきる中、まひろは代筆仕事に生きがいを感じている。一方、道長は官職を得て宮仕え。姉・詮子が帝との間に皇子をもうけ、道長の一家は権力を拡大していた。道長の父・兼家はその権力をさらに強固なものにしようと道兼を動かし天皇が退位するよう陰謀を計る。(公式サイトより)
雑感
- 代筆屋家業で、いろいろな人の立場に立って歌を作るという経験を重ねたというのは面白い。特に麻彦との一件、「あなたと見た桜はきれいでしたね」という歌を詠んだら突き返された、あなたと桜を見に行ったことはありませんと言われた(渡す前に歌を見ておかしいと思わなかったのか?)、別の歌を作ったが、それも突き返された、よくよく話を聞いてみたら、男はそもそも字の読み書きができないと言う(だから作ってもらった歌を自分で読めない)。それを正直に打ち明けろ! と言ったらうまくいったと二人揃って挨拶に来るエピソードが微笑ましい。
- 6年経って三郎と無事に邂逅を果たす。三郎は、会えないとわかっても忘れられないなどと口にしていたものの、再会しても気づかなかった。
- まひろの母を一時的な激高で殺してしまうなんて道兼ヤベーと思っていたが、事件を知って目撃者を始末した父親の兼家はもっとヤベー奴だった。おまけにさっさと懐仁親王に天皇の座を回すために、円融天皇の食事に毒を入れろなどと言い出す始末だ。
- 詮子は首尾よく男の子を生んだが、以後円融天皇からは見向きもされなくなった。よりを戻そうと情熱のこもった手紙を書いたところ、気持ち悪いと言われてしまう。天皇は子を生すのが役目、だから子づくりには励んだ。子が出来たのだから、これで用は終わりと言い切る円融天皇、現在の感覚では酷いと思うが、当時の常識は違う。それにしても詮子は哀れ。
今日のtwitter
#光る君へ 第2回。成人したまひろ、6年ぶりの道長との再会。代筆の仕事に勤しむ中、道長の言葉で自分の気持ちに気づいていく様がなんとも可愛らしく愛おしかった。一方では想いをしたためた文を帝に突き返される詮子が切ない。想いの届かぬ文、文はなくとも届く想い。師貞親王が最低で最高でした…! pic.twitter.com/oIq8XrShDB
— KEI-CO (@keico) January 14, 2024