

雑感
誘われて予備知識なく見に行った。アマチュア劇団なのかと思ったが、初めて行ったキンケロ・シアターは愛川欽也と内海みどりの造った劇場だというし、主宰の山村佐智子はそれなりの人物らしいし、出演者の一人の七瀬美菜は現役のアイドルらしい。しかし山村佐智子はWikipediaには項目がないし、公式サイトは二年前で更新が止まっているしtwitterは年に一度しか投稿がない。七瀬美菜が一人で熱心にブログやtwitterを更新していた。5回公演のチケットは完売していたようだから、宣伝は十分足りていたという判断なのかも知れないけど。
ホリゾントに画像をいろいろ映し出すのはさほど珍しくはないが、どんちょうに画像を映し出す演出は初めて。通常の舞台はどんちょうにはごてごて模様が縫い込んであるからできない。ここの劇場は白一色だからそれが可能なのだ。そこで映画よろしく冒頭で主題歌が流れ、登場人物の紹介があり、エンディングはスタッフロールが流れる。ちょっとカッコよかった。ちなみに主題歌は七瀬美菜が歌っており、入り口でCDも販売されていた。買わなかったけど。
2100年、第三次世界大戦と南海トラフ大地震が起きたあとのディストピアを描いたものか……と思いきや、アバンのあとは2025年に移り、ここでのドラマが進行するのでほぼ現代劇だ。佐藤さん、最後に親子であることを告白するのはいいが、ひばりの夢がかなわなかったことをバラしちゃダメでしょう……
七瀬美菜を除くと、恐らく出演者の年齢は50代以上。芝居はお金もかかるし時間もかかる。若い時は時間はあってもお金がない。ある年齢を過ぎるとお金はあっても時間がない。両方が揃うのは、この年齢になってしまうということか。
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2100年から4人の選ばれし者が任命を受けタイムスリップしてきたのは、葛飾区新小岩の食堂“さとう”。昭和生まれのちょっとお節介で元気な人達の中で、未来の4人は任務遂行しなければならないのだが…
— アイビス山村組 (@ibis_theater) November 11, 2025
アイビス山村組第18回公演「あの星の向こうに」
11/21-23 中目黒キンケロ・シアター
お待ちしてます🫡 pic.twitter.com/UYykZ9HwIn
