- 第09週「スキップ、ト、ウグイス。」
放送日
- 2025年11月24日(月)
登場人物
- 北香那(江藤リヨ、知事の娘)
概要
ヘブンと錦織は、知事に案内されて月照寺を訪れていた。そこに、知事の娘・リヨが現れる。東京の女学校で英語を学んだリヨは、ヘブンと積極的にコミュニケーションをとり、錦織と知事は蚊帳の外に。数日後、女中仕事に励むトキのもとをリヨが訪ねてくる。「あなたは私のライバルなのかしら?」と問いかけるリヨにトキがだした答えは?(公式サイトより)
感想
美人で清楚で英語の達者な女性が登場。と思いきや、父親譲りで性格は悪い。
英語がペラペラなのは、確かにすごい。女学校で学んだというが、きょう日の大学生が外国人と顔を合わせてこれらの言葉がスラスラと出て来るかと言えば恐らく難しいと思うので、当時の人たちの貪欲さ、ないしはリヨの優秀さが窺える。
しかし、父親に、月照寺の大亀像について(英語で)説明せよと言われても、歴史なんか知らないし興味ないと言い放つ。父親が説教を始めるとシャラップとつぶやく。
この日の邂逅でヘブンに好意を持ったというリヨは、ウグイスを持ってヘブンの家を訪ねて来る。このウグイスをヘブンは気に入り、ホーホケキョと鳴くのか、鳴かないなあと関心を寄せる。自分は気にしていなかったが、あとでtwitterを見ると、これはウグイスではなくメジロだと多くの人が指摘している。なるほどホーホケキョとは鳴かないわけだ。リヨはメジロとウグイスの区別もつかない子だったか(自分もわからなかったけど)。さらにいろいろ見ていると、この時代はメジロのこともウグイスと呼んだとの説も出て来た。週タイトルにウグイスが含まれているから、このウグイス or メジロの件は、あとあと問題になるのだろう。
リヨがヘブンに好意を持ったのは、月照寺で、着物に下駄に日傘を差し、階段を昇りにくそうにしていても、父も錦織も知らん顔だが、ヘブンが気づいて手を差し出してくれた。この紳士的行動にハートを奪われたのかと思う。が、うがった見方をすると、自分は英語が話せてヘブン先生ともお付き合いができるのよ、今松江で著名人であるヘブンほどの人物こそが、私に釣り合う相手なのよ、という感覚が感じられなくもない。出会ったばかりだから当然だが、ヘブンの性格や嗜好を知った上でのことではない。
ヘブンは日本の文化や歴史に強い興味を持っているが、リヨはその時、話せることがあるか? この恋の行方はいかに。
一方、トキは梶谷に「何かニュースはないか」と訊かれ、ヘブンがアメリカ人ではなくギリシャ生まれであることや、かつてレストランを経営していたことなどを嬉々として話した。梶谷は全く興味を示さなかったが、トキはこうしたヘブンの経歴におおいに興味を寄せていることがわかった。
ところで梶谷がしれっと登場したが、自分は彼が三之丞から一円受け取ったことに今でも怒っている。このまま返さないつもりなのだろうか? 新聞記者として最もやってはいけない行為だと思うし、少なくとも今日の基準で言えば、これが表沙汰になったら懲戒免職ものだろう。またジャーナリストとしての倫理問題とは別に、母親が物乞いまでしている貧しい人から大金を巻き上げて、何とも思わないのも腹立たしい。この問題は納得の行く形で決着をつけてほしい。

