窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

バニラ・スカイ

1997年のスペイン映画「オープン・ユア・アイズ」(Abre Los Ojos)のリメイク作品。

題名バニラ・スカイ(原題:Vanilla Sky)
監督キャメロン・クロウ
出演トム・クルーズ(デヴィッド、プレイボーイ)、ペネロペ・クルス(ソフィア)、キャメロン・ディアス(ジュリー、デヴィッドの元カノ)、ジェイソン・リー(ブライアン、友人でソフィアの恋人)、他
制作USA(2001年12月21日公開)

雑感

全然別の内容を予想していたのだが、これはこれで楽しめた、といったところか。約2時間半の大作だったが特に飽きずに最後まで見られた。

「月刊ワーナー・マイカル・シネマガイド」にはスリラーとなっていたのである。「交通事故で顔が醜く変貌した男に、現実とも悪夢ともつかぬ恐怖と謎が襲いかかる」……まあ、確かに間違ってはいない。でもこのアオリであの内容が普通の人は正しく想像できるのかなあ?

ところで「顔が醜く変貌」という部分だが、若干手術跡が残ってはいるものの、別に醜いとは感じなかった。あの程度で気味悪がったり、好きな気持ちがなくなってしまう人はいないと思うが、それは普段美しさには縁のない僕らの感想であって、ハンサムを売り物にしている人(それに魅力を感じて集まってくる人)にとっては違うのだろうか。トム・クルーズが実際にあの顔になってしまったら、確かに映画の主演は務まるまいが。

トム・クルーズペネロペ・クルスは、これが縁で恋愛関係に陥ったそうな。ふーん。

バニラ・スカイ [DVD]

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