窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

TV第7話「タイムリミットは48時間」

出演

解説

岩瀬を追うのに、なぜはじめから雪乃より情報を得ようとしないのかが不思議。しかし、テンポのよさはずば抜けている。

室井は東北大学の出身だった。世間一般からすれば超一流大学には違いないが、東大に比べればやや落ちる東北大卒であることが、彼のコンプレックスであり、警視庁内に必ずしも味方が多くない原因のようだ。室井も苦労しているのだ。

「こりゃ失敬」というセリフは、すみれの口癖のように思い込んでいたが、テレビ本編ではこの回のみ。

「正しいことをしたければ偉くなれ」はこの回初登場。

室井の「警察の味方だ」も記憶にとどめる価値あり。

元営業マンの特技を生かして墨田綾子に会いに行く場面は、青島の真骨頂だが、この手の営業は保険か証券などの営業マンのもので、コンピュータの営業マンのものではない。青島は本当にコンピュータを売っていたのか?

魚住の「フィンランド語ならちょっとイケるんだけど」は魚住役の佐戸井けん太のアドリブだが、このひとことが自分の将来を大きく変えることになるとは、この時は思いもしなかっただろう。

真下が警部に昇進。通知書を一倉に見せ、「僕の決定は、誰にも変更できない」と言い放つ場面は震えた。第5話では出世のために仲間を売った真下だが、ここで先輩に楯突いたのは、雪乃への思いからか。