窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

007/カジノ・ロワイヤル

題名007/カジノ・ロワイヤル(CASINO ROYALE)
監督マーティン・キャンベル
出演ダニエル・クレイグジェームズ・ボンド)、エヴァ・グリーン(ヴェスパー・リンド)、他
公式サイト007/カジノ・ロワイヤル - オフィシャルサイト
制作USA、イギリス、ドイツ、チェコの合作(2006年11月26日公開)

「敬愛なるベートーヴェン」を観たかったのだが、どこもやっていない! それで代わりに……というわけではないが、007を観てきた。

とても面白かった。実は007ものを観るのは初めてなのである。あまりにも有名な作品であちこちパロディのネタにもされているから、「ジェームス・ボンド」という名前くらいは知っていたが、それ以外の設定はまるで知らない。そのためか導入のところがよく理解できなかったが、始まってしまえばあまり関係なし。

それとは別に、僕が知っていたのは、「ダイ・ハード」シリーズができて007シリーズの命運が絶たれたこと、「スピード」が登場して「ダイ・ハード」が終わったこと……であった。新しい007ではどういうアクションシーンが繰り広げられるだろう、と興味を持っていた。

なるほど、こうきたとはね。

冒頭の追いかけっこ。別に殴り合いでも撃ち合いでもなく、延々とボンドがテロリストを追いかけていくのだが、これが結構すごかった。

2番目はポーカーゲーム。この緊迫したやりとりは、殴り合いや撃ち合いとは別のスリルがあった。

そしてボンド・ガールのエヴァ・グリーン。着替えているところへボンドが「この服を着ろ」とドレスを持ってくるのだけど、その時の彼女の豊満な胸に思わず見とれてしまい……

後半の展開も意外だったし、ラストの「決め」のシーンもカッコよかった。もう一回くらい見たいけど、だれか付き合ってくれないかなー。