「ボディガード牙 修羅の黙示録」と一緒に借りてきたもの。
題名 | 新・空手バカ一代 格闘者 |
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原作 | 真樹日佐夫「格闘者」 |
脚本 | 真樹日佐夫 |
監督 | 宮坂武志 |
出演 | 永井大、雛形あきこ、岡崎礼、しいなまお、船木誠勝、橋本真也、藤原喜明、武藤敬司 |
制作 | 日本、2003年 |
著名な格闘家が多数登場している。が、残念ながらよく知らないので顔を見ても誰が誰だかわからない。
それはともかく、「ボディガード牙 修羅の黙示録」よりははるかにマシだった。格闘シーンが目当てで、それ以外はさほど期待していたわけではないが、あまりにも安直では見ていてしらけるので。
格闘シーンだが、手で相手の顔面を攻撃する時に手の力をなぜ抜くのか?(ちゃんと拳を固めて打てよ!)と、ちょっと殴ったり蹴ったりしただけでやたらと血まみれになるのはなぜ?(内臓破裂でもしない限り、あんなに血を吐いたりしない)と、丈太郎の必殺技・後ろ飛びまわし蹴りは全然当たっていないぞ! というあたりがちょっとアレだったが、約束組手っぽい感じではなくちゃんと闘っているっぽかったから、まあ面白かった。
永井大は極真系の空手の高段者かと思ったが、Wikipediaによれば松濤館の二段だとか。その程度であれだけの技がふるえるのか。
飲み屋でチンピラ相手に立ち回りを演じる時、威嚇のためにワインか何かのボトルの首を手刀で割る場面がある。あれは本当に割ったのか、トリックがあったのか? スローで何度か見た限りでは、トリックがあるようにも見えなかったが、最近の合成技術はすごいらしいから、当てにはならない。
ビール瓶であれば、それが(トリックなしで)可能だったのは(梶原一騎の言を信用すれば)、空手史上大山倍達ただ一人、それも壮年期のみ……らしい。ワインのボトルはビール瓶よりははるかに割りやすそうだが、素人にできる芸でもなかろう。松濤館の二段なら可能なのか?
- 出版社/メーカー: 株式会社オールインエンタテインメント
- 発売日: 2003/06/25
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