窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

ボディガード牙 修羅の黙示録(DVD)

漫画が好きだったが、ツタヤでDVDを見つけ、とりあえず借りてみた。

題名ボディガード牙 修羅の黙示録
原作梶原一騎ボディガード牙」
脚本真樹日佐夫
監督三池崇史
出演大和武士(牙直人)、菊池孝典、咲田めぐみ、荒井乃梨子真樹日佐夫
制作日本、1994年

アクションシーンが目当てで、さほど期待していたわけではないが、それにしても、もうちょっとなんとかならなかったのか。

大東空手の館長・徹源役で真樹日佐夫が登場。役者としての真樹を初めて見た。空手の技量という点では適役なのだろうが、まあ、下手ですね。台詞も棒読みだし、館長としての重みが全然ない。

ストーリーもいちいち突っ込むのが面倒になるほど。このあたりが梶原一騎真樹日佐夫の差か。

しかし、大和武士の三角飛びには目を奪われた。梶原漫画の愛読者なら、三角飛びという空手の秘技はご存知だろうが、現実にその技を体現できる人がいるとは思わなかった。さすがはミドル級チャンピオンだ。

……DVDに、大和武士(ミドル級チャンピオン)、のように書いてあったので、てっきりキックボクシングのチャンピオンなのかと思っていた。今ちょっと検索してみたところ、なんと国際式らしい。ということは、キック(空手)は素人なのか!? 付け焼刃には見えないほど、足技も決まっていたが……