- 第8週「めぐりあい わかれゆく」
放送日
- 2025年5月19日(月)
登場人物
- 神野美鈴(若松節子)
概要
のぶが母校の御免与尋常小学校の教師になって一年半。のぶは生徒たちに愛国の心を教え込んでいた。一方、嵩は卒業制作に精を出すはずが、ため息ばかりの日々。見かねた健太郎は、のぶのことを忘れるようあえてキツイ言葉をぶつける。そんな中、政府が結婚十訓を発表したこともあり、のぶのもとにはいくつもの縁談が持ち込まれる。まだ子どもたちに教えたいと、結婚を考えられないのぶだが……。(NHKオンデマンドの解説より)
感想
のぶの教えるクラスの子は、「僕も将来兵隊さんになってお国のために尽くしたいです」と作文するような子ばかりで、それをのぶは褒め、そののぶは校長先生に褒められる。以前、たかしが「のぶちゃんは学校の先生になったらそういうことを教えるの? そんなの厭だな」と言ったことを、まさにのぶは教えているわけだ。
そんなのぶの許に次々と縁談が舞い込んでくる。釜次も浮かれて「これがいい、あれがいい」とやり出し、「まだ結婚は……」というのぶにくら婆は「そんなこと言って婚期を逃したら……」と心配する。のぶは20歳。当時としては結婚適齢期か?
愛国精神に完全に染まったかに見えるのぶだが、まだ結婚はしたくないと思っている。師範学校を卒業して就職し、まだ一年とちょっと経っただけなのだ。これから仕事をバリバリしていきたいと思っているのに……
「お国の言うことは自分の嗜好・希望と一致しないこともある」「お国の言うことは必ずしも正しくないのかも知れない」ということに気付くきっかけになるか?
蘭子が毎日豪のことを思って暮らしているのが不憫だ。こんなにフラグをバンバン立てまくったら……