窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「あんぱん」(036)

  • 第8週「めぐりあい わかれゆく」

放送日

  • 2025年5月19日(月)

登場人物

  • 神野美鈴(若松節子)

概要

のぶが母校の御免与尋常小学校の教師になって一年半。のぶは生徒たちに愛国の心を教え込んでいた。一方、嵩は卒業制作に精を出すはずが、ため息ばかりの日々。見かねた健太郎は、のぶのことを忘れるようあえてキツイ言葉をぶつける。そんな中、政府が結婚十訓を発表したこともあり、のぶのもとにはいくつもの縁談が持ち込まれる。まだ子どもたちに教えたいと、結婚を考えられないのぶだが……。(NHKオンデマンドの解説より)

感想

のぶの教えるクラスの子は、「僕も将来兵隊さんになってお国のために尽くしたいです」と作文するような子ばかりで、それをのぶは褒め、そののぶは校長先生に褒められる。以前、たかしが「のぶちゃんは学校の先生になったらそういうことを教えるの? そんなの厭だな」と言ったことを、まさにのぶは教えているわけだ。

そんなのぶの許に次々と縁談が舞い込んでくる。釜次も浮かれて「これがいい、あれがいい」とやり出し、「まだ結婚は……」というのぶにくら婆は「そんなこと言って婚期を逃したら……」と心配する。のぶは20歳。当時としては結婚適齢期か?

愛国精神に完全に染まったかに見えるのぶだが、まだ結婚はしたくないと思っている。師範学校を卒業して就職し、まだ一年とちょっと経っただけなのだ。これから仕事をバリバリしていきたいと思っているのに……

「お国の言うことは自分の嗜好・希望と一致しないこともある」「お国の言うことは必ずしも正しくないのかも知れない」ということに気付くきっかけになるか?

蘭子が毎日豪のことを思って暮らしているのが不憫だ。こんなにフラグをバンバン立てまくったら……



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