窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

TRICK-Troisieme partie-、エピソード2「瞬間移動の女」(第三話、第四話)

出演(ゲスト)

  • 高橋ひとみ(スリット美香子)
  • 黒田アーサー(芥川呂都里下須)
  • 浜田晃(武者小路、神ヶ内村村長)
  • 木村靖司(川端、神ヶ内村助役)
  • 三箇一稔(三島、神ヶ内村ナンバー3)
  • 中西良太(三沢、怪しい男)
  • 伊藤雅子(津田時子、村の唯一の女性職員)
  • 山村紅葉(鈴木トメ、ホテルの女主人)
  • 和田周(西村博士、考古学者)
  • ガッツ石松(ガッチュ石まっ虫)、ほか。

雑感

オープニングでは、奈緒子が公園で汲んだ水を魔法の水と称して高く売りつけようとした(しかし失敗した)のを、詐欺の現行犯で逮捕しようとした矢部・菊池から逃げるため、上田の誘いに乗って調査に赴くという……ワンパターンではあるが、コミカルでスピーディな展開で神ヶ内村へ。

今回も「村」への遠征。男性村民がみんな髪の薄いことを気にしている……点が他と際立って異なっているが、それ以外の雰囲気は相変わらず似ている。わざと毎回似せているんだろうな。理由はわからないけど。

それにしても、スリット美香子ね……。ミカリ様のミイラを盗んだ男を追いつめるためとはいえ、瞬間移動を信じ込ませるのはあまりにも荒唐無稽。布をかけた品物が消えたからといって、誰が信じるものか。瞬間移動が事実なら、布をかけないで消してみろ。布でおおった品物が消えるのは手品というのだ。

タネがあるとすれば協力者がいるはずで、協力者がいるとすればこの人しかいない、と割と早い段階でわかった。前編・後編と2話連続にするほどの話ではないような。ちょっと間延びし過ぎだ……。

  • Troisieme partie(パート3)になってから、毎回貧乳・巨根の連呼。面白くないし、食傷気味。
  • 探検に行く冒頭でガッチュ石まっ虫が登場。今回もか、と思ったが、その場面のみの登場だった。
  • 依頼人から奈緒子が誰か? と訊かれて、上田は「弟子3号です」と答えた。
  • 菊池愛介の演技がクサ過ぎ。ハイテンションの前原一輝のあとを受けたとはいえ、そんな変な張り合い方をしなくてもいいのに……。
  • やっぱり奈緒子は(本人も意識していないと思うけど)上田が好きなのかな。スカートのスリットから脚がチラリと覗いた女性に目を奪われた上田に腹を立てたり、自分の脚を見せて「ほら! 見ろ!」と言ったりするのは、そういう意識のなせるわざではないか……?