窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

龍馬伝-04「江戸の鬼小町」(続)

  • 昨日の記事では貫地谷しほりにケチをつけるような内容になってしまったが、佐那の一途さ、凛とした迫力、素敵な笑顔と、剣を振る場面以外では素晴らしかった。それだけに惜しい。面をつければ顔はわからないのだから、稽古の場面ではスタントを立てるとか……
  • 福山が初ヌードを披露(もちろん、上半身だけだが)。公式サイトの「福山雅治的おすすめシーン」によると、

第4話ではぼく、脱いでいます(笑)。上半身裸で、井戸で体を洗うシーンがあるんです。そのシーンのリハーサルのとき、筋肉が大好きな貫地谷さんがぼくの裸を見て放ったひと言は、「ヘラクレス!」。見どころです!

  • 知らなかったが、貫地谷しほりは「大の筋肉フェチ」(Wikipedia)らしい。
  • 渡辺いっけいは「ガリレオ」での栗林宏美のイメージが強く、どうしても三の線に見えてしまう。実際、定吉の嫡男なのに、道場一の名声を妹の佐那に取られてへらへらしているなど、やはり三の線を狙ってのキャスティング? しかし、福山の龍馬に剣の手ほどきをするのはこの重太郎なわけで、「ガリレオ」と主客が逆転?(笑)
  • その福山だが、特に重太郎と話す時にやたらにあちこち振り向き、視線が一定しない。話す時は相手の目を見るのが最低限の礼儀。芝居では、ある種の効果を狙って、横を向いたまま話す、などの技巧もあるが、こんなに視線を動かすのは珍しい。重太郎に対しても視聴者に対しても失礼に感じてしまう。それとも「渡辺いっけいさんの下なんかにつきませんよ」というアピール?(笑)
  • 桂小五郎の役の人(谷原章介)、最近何かで見たぞ、と思ったら「のだめカンタービレ最終楽章」での松田さんなのだった。もっとも、「新選組!」の伊東甲子太郎役、「スカイハイ 劇場版」の神崎刑事役、映画「嫌われ松子の一生」の佐伯俊二(って誰?)役などで見ているはずだが印象にない。
  • うまい下手、というより好き嫌いでいえば、大森南朋のあまり感情をあらわにしない「静」の演技が好きだ。福山龍馬はあれでいいのかも知れないが、香川照之といい谷原章介といい、ちょっと動きが大げさ過ぎる。