7月2日、買い物(LED電球とiPhone)ついでに映画を。
題名 | アンダルシア 女神の報復 |
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製作総指揮 | 亀山千広 |
監督 | 西谷弘 |
原作 | 真保裕一 |
出演 | 織田裕二(黒田康作)、黒木メイサ(新藤結花、ビクトル銀行・行員)、伊藤英明(神足誠、インターポール捜査官)、戸田恵梨香(安達香苗、バルセロナ日本国総領事館外交官)、福山雅治(佐伯章悟、フリージャーナリスト)、谷原章介(川島直樹、投資家)、鹿賀丈史(安藤庸介、外務省邦人テロ対策室室長)、夏八木勲(村上清十郎、財務大臣)、他 |
公式サイト | 映画『アンダルシア 女神の報復』OFFICIAL SITE |
制作 | 日本(2011年6月25日公開) |
劇場 | 新百合ヶ丘:ワーナー・マイカル・シネマズ |
雑感
伊藤英明は有名な役者らしいが、僕にとって伊藤英明といえば、「踊る大捜査線」の歳末SPで登場した藍原誠治である。思えば、この歳末SPでは犯人役の稲垣吾郎のほか、広末涼子、仲間由紀恵など、結構「おお」という人をゲストに呼んでいた(もっとも、仲間由紀恵はまだ無名だったが)。この時藍原誠治は、猟銃を持った危険人物(稲垣吾郎)から恩田すみれをかばう男気を見せたものの、すみれは藍原からのプレゼントを辞退し、織田裕二(の演じる青島)に腕時計をねだる。すみれ争奪戦で(役の印象度でも)織田に負けてしまったのだ。主役が織田裕二なのだから当たり前といえば当たり前だが。
まさか、江戸の仇を長崎でとは本人も考えてはいなかっただろうが、本作では明らかに織田より伊藤の方がカッコいい。黒田康作が主役とはいっても、毎回のストーリーをつなぐ黒子というか狂言回し的な部分もあり、ここでの主役は伊藤だといっていい。本当はそうではなかったのかも知れないが、完全に織田裕二を食っている。伊藤の方が背も高いし、二人が並べばどうしても伊藤の方が引き立ってしまうのだ。
他の人の感想をいろいろ読んでいると、黒木メイサの評判が案外悪い。が、僕にとっては十分色気があったし、ミステリアスでもあり、役柄をよくこなしていた。少なくとも、前作(2年前の「アマルフィ 女神の報酬」)のヒロイン役・天海祐希よりは色気の点で勝っていたと思うがどうか。
特筆すべきは谷原章介だ。最初は川島直樹を誰が演じているのかわからなかった。で、谷原だとわかってみるとこれがもう他の人は考えられないほどの嵌まり役なのだ。映画が終わったあと、近くに座っていた若い女性二人組が、「谷原って、情けない人役を、本当にきっちり情けなく演じてくれるよねー」と言い合っていたのが聞こえてきて、思わず頷いてしまった。「のだめカンタービレ」の松田さんとかね。格好いい役も演じているんだけど。
TVドラマの「外交官 黒田康作」は見ていないが、いずれ見てみたい(時間があれば……)。映画は完結編と銘打たれていたが、これが最後だろうか? また続編が作られてもいいように思う。あればまた次も観に行くだろう。
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