窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

試写会に潜入せよ!

21日、よみうりホールで上映された「外事警察―その男に騙されるな」の試写会で、当日枠が50人あるという話を聞いたので、駆けつけてみた。

よみうりホールは2階席まであり、1100人入れるそうだ。新宿ミラノ座が1288席だから、それよりは小さいが、こんな大きな劇場で映画を観るのは滅多にないことだ。その上、チラと見渡すと、開演前にほぼ満席である。ざっと眺めた感じでは、年齢層も学生っぽい若い人から70代ぐらいの人まで、男女比もざっくり同じくらいと、幅広い人が集まっていた。特に60代、70代くらいの女性が目についたが、「外事警察」というドラマが好きそうなイメージとはギャップを感じ、意外であった。外事警察というより、渡部篤郎さんのファンなのか、平日のこの時間帯だから、会社勤めの人は難しいものもあり、時間に余裕がある人が集まったらこういうことになったのか……。

上映前に、サプライズイベントで、渡部篤郎さんが登場……と思ったら、出てきたのは似ても似つかぬ人(坪倉由幸)。そうしたら「その男に騙されるな」と声がして、(声が似ていたので)今度こそ本当に渡部篤郎さんかと思ったら、登場したのはおおともりゅうじ。「その男に騙されるな」との声とともに新たに登場したのは松村邦洋……と、さらに山本高広まで登場。

渡部篤郎の物真似は、それなりに似てはいたが、映画の決めセリフの再現は、なにしろ映画をこれから観るわけで、似ているっぽいけどちょっとよくわからない、というのが正直なところ。会場の多くもそう感じたようで、受けはイマイチ。司会者が、それぞれ得意な持ちネタをやるようにいうと、今度は会場中が沸いた。

その後は満を持して本物の渡部篤郎氏が登場。やはり背が高いし、姿勢がいい。写真で見ると頭一つ抜けているのがわかる。ちなみに、先日の銀座での舞台挨拶と違い、許可を受けたマスコミ関係者以外は一切の撮影禁止。撮った写真をどんどんツイッターなりブログなりで流してもらった方が宣伝になるような気もするが、実際ニュースにもなったし、難しいところだろう。