宮崎あおい連続テレビドラマ初主演作品。当時16歳。しかし既に女優歴5年ほどのベテランだった。
出演(ゲスト)
- 矢部美穂(皆川悦子)
放映
2002年10月〜2003年3月
粗筋
銭形愛はピザ屋でバイトしている。ある時、モデルの原田カナの家に15時指定でピザを届けたところ、原田の死体を発見する……
感想
- 推理のポイントになる部分はちゃんとテロップが出るなど、親切。
- 宮崎あおいは可愛いが、滑舌がよくない。長セリフは聞くのがつらい。
- オープニングはちょっと「踊る大捜査線」を彷彿させるシーンもある(いいのか? こちらはTBSだぞ)。「おじいちゃんの名にかけて」が決め台詞らしいが、おじいちゃんって誰や。と思ったら警視総監らしい。
- 愛が警察手帳と間違えて生徒手帳を出したり、警察手帳を見て山下が「公文書偽造罪で逮捕する」と手錠をかけたり、携帯からひゅるひゅるっと錘つきの紐が出てきて、それで被疑者をつかまえたりと、基本的にはコメディ。
- 推理はお粗末。ドアチェーンの内側で人が倒れていて、そばに血の付いたナイフがあったからといって、それが死体だと断ずることがおかしい。それが死体でないとするなら、謎は何もなく、死体周辺の遺留品から犯人を特定できるものがあれば、それでおしまいだ。
- そもそも、ケーター刑事、などと言っておきながら、死体を発見した時になぜすぐ携帯電話で警察に連絡せず、自転車で警官を呼びに行ったのだろう。現場を離れるからこういうことになる。
- わざわざドアを開けてくれたから「死体」が発見されたけど、ピザ屋は、普通はインターホンを鳴らして出なかったら帰るのではないか。犯人の考えたトリックもお粗末だ。