窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

ケータイ刑事#03「死んだ魚の謎〜美人作家付き人殺人事件〜」

出演(ゲスト)

粗筋

麗子と同居している付き人が殺された。ストーカーが犯人と思われたが……

感想

  • 山下刑事は、銭形愛がふざけているのでも嘘をついているのでもなく、本物の刑事であり、現職の警視総監の孫であることは事実と認めているようである。であれば、なぜあんなに邪険にするのであろうか。刑事なら捜査するのが当然であり、自分より階級は上なのだから本来は指示に従わないといけない。愛も、階級を振りかざすようなことはせず、山下との関係を楽しんでいるようだが……
  • 犯人の殺害の動機は、初めて自然と思えた。一方、犯行の手口はちょっとあり得ないと思うが、そこは突っ込んではいけないところか。
  • 犯人だと目星をつけたら、逮捕する(手錠をかけ、警察署に引っ張ってくる)。事情聴取は、それから。逮捕もせず、他の警官の応援もない中、「あなたが犯人でしょ」などと指摘したり、「なんで殺したりしたんですか」などと訊いたりするのはあまりにも現実離れしている。被疑者が逃げたり、逆上して襲って来たりしたらどうするつもりか。(現行犯以外)逮捕権のない私立探偵が主人公の場合は、非現実的でもそういう場面設定をするしかないのかも知れないが、刑事が主人公なら捜査本部か取調室にしてほしい。

配役

これまでに登場した役者は(レギュラーも含めて)カリカチュアされた演技が要求されるせいか単調であまりうまいと思えなかったのだが、有森也実はうまいと思った。こういうゲストを登場させていただきたい。有森也実は「スカイハイ」で近藤芳正に殺された女の役をやった人だが……覚えがない。