味わい深い「チームバチスタFINAL ケルベウスの肖像」

題名チームバチスタFINAL ケルベウスの肖像(2回目)
劇場TOHOシネマズ 川崎

雑感

登場人物の名前や病院の名前などを確認しながら視聴。さすがに二回目は細かいところまでよくわかる。

いきなり火葬場で人が焼かれるシーンから始まる。異様な雰囲気の中、お骨を拾おうとして鉗子を発見。事故か? 故意か? ……映画に相応しい幕開けだ。

渡辺金之助はジェネリック医薬品のことを「ゾロ薬」と言っていた。この言葉を知らなかったので戸惑ったが、特許権が消滅すると後発医薬品がゾロゾロ出てくることから、このような言い方をされたこともあったらしい。へー。

滝沢先生の父親と別宮葉子の母が、榊医師の処方によるケルトミンで薬害被害に遭っていた。このことは当然、榊に知らされるはずのことだと思うが、というか、普通は真っ先に担当医に連絡(クレーム)が行くと思うのだが、榊は「自分の処方で被害にあった人がいたら申し訳ない」などと、現実に被害が出ていることは全く知らないようだった。これはなぜ?

リバイアサンの導入には、というかAiセンターの設立には相当な費用がかかっていると思うが、その目的が「死因究明」というのが解せない。死因究明は、医学の発展という点でも、あるいは犯罪の究明という点でも、意味のあることではあろうが、直接救命に関わるわけでもないことにかくも莫大な予算が振り当てられるものだろうか。また、一般市民が興味を持つものだろうか。この大がかりな設備は、病気の治療には役に立たないのか。この点は、本作の根幹をなす部分だが、非常に疑問に感じた。