窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「チーム・バチスタの栄光」(DVD視聴)

題名チーム・バチスタの栄光
原作海堂尊
監督中村義洋
出演不定愁訴外来(通称・愚痴外来)/竹内結子(田口公子、医師)、野際陽子(藤原真琴、看護師)
通産省阿部寛(白鳥圭輔)
チーム・バチスタ/吉川晃司(桐生恭一、教授)、池内博之(鳴海涼、病理医)、佐野史郎(垣谷雄次、第一助手)、玉山鉄二(酒井利樹、第二助手)、田中直樹(氷室貢一郎、麻酔科医)、田口浩正(羽場貴之、臨床工学医師)、野波麻帆(星野響子、看護師)、井川遥(大友直美、看護師/星野の後任)
■その他(東城大学)/國村隼(高階権太、院長)、平泉成(黒崎誠一郎、外科教授)、ベンガル(有働、内科教授/銀婚式)、
■患者/上田耕一(市川留蔵、ほくろ)、上月左知子(キク、嫁の悪口)、森下能幸(足立)、小林聡(鮫島、ボクサー)、小野花梨(吉村真菜、心臓病)、山口良一(小倉勇吉、手術失敗で死亡)
制作日本(2008年2月9日公開)
時間118分

内容

成功率が6割と言われる心臓バチスタ手術を100%成功させる驚異の外科医・桐生恭一。しかし3例続けて失敗し、患者を死なせてしまった。ミスか、それとも悪意を持つものによる殺人なのか……?

雑感

これは良質のミステリーだと思った。原因が特定された時、それが理由……? そういうこともあるんだろうけどちょっと不自然、と思ったあとにどんでん返し。予想がつかなかった。

高い成功率を誇るチーム・バチスタの「栄光の7人」も、実は一枚岩ではなかった……ということが暴かれていく過程は興味深い。

一般的な成功率が6割なら、30例近く連続で成功した後3例立て続けに失敗しても、「そういうこともある」としか普通は考えないと思うけど、調査を依頼した桐生教授は、やはり何かを感じたのかも。

この時謎を解くのに一役買ったのはMRIだった。通常は生きた人にしか使わないのを、白鳥の強引な主張で死体に使ったのだが、これで死因が解明できたことが「ケルベウスの肖像」につながったのか?

このメンバーでシリーズ化されてもよかったと思うが、2作で終わってしまったのは残念。続編も見てみよう。

配役