小野花梨に会えてよかった。「残穢 −住んではいけない部屋−」

どこがホラーなんだ……

題名残穢 −住んではいけない部屋−
原作小野不由美
監督中村義洋
出演竹内結子(「私」、小説家)、滝藤賢一(「私」の夫)、橋本愛(久保さん、大学生)、佐々木蔵之介(平岡芳明、怪談作家)、坂口健太郎(三澤徹夫、福岡出身の心霊マニア)、山下容莉枝(田村、「私」の担当編集者)、渋谷謙人(梶川、久保さんの部屋の前住者・のちに自殺)、小野花梨(ミステリ研で久保さんの後輩)、他
公式サイト映画『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋‐』大ヒット公開中
制作日本(2016年1月30日公開)
時間107分
劇場イオンシネマ新百合ヶ丘(スクリーン9/240席)

内容

「私」は読者投稿の怪談をまとめる仕事をしていた。その中で「久保さん」からの投稿に目がとまった。何もない部屋の中で奇妙な音がするというのだが……

雑感

橋本愛はホラー好きだそうだが、竹内結子はホラーが苦手だそうで、本作ではラッシュを見ることができず、監督から(いや、橋本愛からだったかな?)「自分が出演した作品が見られなくてどうする」と叱られていやいや見ました、……という話をしばらく前に目にしたことがあった。主役が目を背けたくなるくらい怖い作品ならぜひ観てみたい、と思って劇場へ足を運んだ。

で、いつ怖くなるのかいつ怖くなるのかとワクワクしながらずっと期待しながら2時間近くを消費したのだけど、ついに最後まで全く怖いシーンがなく、これはいったん何だったのかとひねりながらエンドロールを眺めた。

ま、言いたいことはわからなくはない。だが考えオチだ。なるほどそれは、考えてみれば怖いことには違いないが、ひえーっとかキャーとかいう怖さとは違う。ホラーと銘打つ以上、そうした怖さの要素も少しは入れるべきではないか。ラストの「怖さ」も、理由を考えてああそうかという前に、もっと怖い演出もできたと思うが。

配役

  • 一瞬だけ小野花梨が映った気がした。エンドロールで確認したら、確かに彼女だった。久々に彼女に会えた! それがあっただけでよしとしようか。それにしても、橋本愛よりずっと可愛いし、演技だって橋本愛よりうまいと思うが、なぜ一方は準主役で、一方は顔もろくに映らないような役しかもらえないのか。「南極料理人」では堺雅人に「天才子役」と絶賛されていたが。
  • 竹内結子のキャラは、おばさん役をやると本当におばさんに見える。声も低く、ある意味合っているのだろうが、全然魅力的ではない。

監督

チーム・バチスタの栄光」(2008年)、「白ゆき姫殺人事件」(2014年)