感想
「カーネーション」は2011年に放映されて話題になった連続テレビ小説で、総合テレビで再放送が始まったためできた企画。
朝ドラは見ない(見ている時間がない)から、それで何かをいうのは無責任ではあるが、本作品は朝ドラの転回点になった作品かと思っている。以後、ヒット作連発となるからだ。
ただ再会して、おしゃべりに花を咲かせる……という風に進行していくが、川崎亜沙美がうまく司会役をこなし場を回していた。こういう、司会と明示されないまま、自由に発言しているように見せつつ、限られた時間で予定の話題に触れていくというのはかなり難しいのだ。
ドラマを知らなくても役者を知らなくても、なかなか楽しめる座談会だった。
最後の方で、尾野真千子の目が赤くなり、目をつむって(開けていると涙が止まらなくなるからだと推察)しゃべる様子は圧巻。尾野真千子にとって「カーネーション」は、共演した仲間は、やはり特別の存在だったんだろうな。