概要
- 佳恵の父登場。酒に酔って事故を起こし、現場から逃亡、近くの居酒屋にて飲酒。これは飲酒運転をごまかすためだとして、酒気帯び運転、公務執行妨害などで起訴されようとしていた。自分の弁護人として杏子を指名。
- 佳恵は大輔を嫌っている。大輔は依頼人のためなら黒を白と主張することなどなんとも思っていないため。かつて世間的に相当グレーだった人物の無罪を勝ち取り、非難されたことがある。本人は多忙を理由に滅多に家に帰らなかったので、矢面に立ったのは妻だった。この時の心労がもとで早死にしてしまう。佳恵は、お母さんをころしたのはお父さんだと詰め寄る……
- 今回の件も、誰がどう見ても酒気帯び運転は間違いなさそうなのに、大輔は酒など飲んでいないと主張する。おまけに当日の詳しい事情を語らない。窮地に立たされた杏子は……
雑感
- どんでん返しも、大輔が細かい事情を杏子や佳恵に語らなかったことも、あとで真相がわかってみれば「なるほど」と納得のいくことであり、話の展開はうまいと思う。
- 壮一郎の事件の展開が進まないのは(致し方ないが)気になる。
- 光太郎はみちるに気があるらしい。今はそんなことを考えている場合じゃないだろうに。
- 今回の杏子の頑張りに、みちるは少し見直したようだ。