窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「コーヒーが冷めないうちに」(BD)

ブルーレイ視聴。

雑感

  • 時田数は、物語の前半では全く笑顔を見せない。新谷亮介が、彼氏いるの? と訊くと、彼氏どころか友達もいないと答える。昨年映画を見た時には聞き流していたが、彼女はこうしてずっと、自分は幸せになっちゃいけないと自分を押さえ続けて来たのかと思ったら胸に来るものがあった。
  • その彼女が変わったのは、母に会えたこと、誤解が解けたことも大きいだろうが、やはり新谷亮介との出会いなのだろう。彼女の心を溶かしたのは、なんといっても亮介なのだ。終盤、特に結婚して子供が産まれてから、ずっと笑顔でいる彼女を見て、本当に良かったなと思った。

(2019/8/23 記)