フルーレイ視聴。
過去記事
- 天才数学者だそうだが……「アルキメデスの大戦」(2019/8/17)
雑感
浜辺美波が見たくて借りてきたようなもの。うーん、何度見返しても美谷時乃と同一人物だとは思えない。
作品としては昨年夏に見たばかりだが、相変わらず面白い。菅田将暉と柄本佑の「バディもの」という見方もできると思うがこの二人の掛け合いもいい。終戦時に田中正二郎が生きていたのか気になる。
戦争は悲惨だ、戦争は厭だ、二度と戦争を起こしてはならない。誰もが言うし、そして恐らくそう口にする人の大部分は心底そう考えているのだろう。が、戦争(大東亜戦争)を起こさないためには、あの時こうすべきだった、あそこでこういう選択をすればよかったのだ……という分析を、寡聞にして聞いたことがない。しかし、それがわからない限り、再発を防ぐことはできないはず。
この映画の冒頭は終戦間際だが、それは別にして、本作の肝の部分は大戦前である。しかし、この時代まで来てしまうと、誰が何を言ってももう大戦に突入することは不可避だったように思える。止めるならその前(それがいつかはわからないが)。ここまで来たら、戦争を少しでも早く、有利に、終えることを考えなければいけないということか。
- 発売日: 2020/01/22
- メディア: Blu-ray
(2020/4/1 記)