6年前に見た。
雑感
冒頭で笠原が堂上と稽古をしていて、うしろから飛び蹴りをかますシーンはカッコよかった。あれはプロレスのドロップキックではなく空手の蹴りに近いと思う。榮倉奈々は何か心得があるのだろうか? それを受けて堂上が反撃し、一瞬で腕固めを決めたのもカッコよかった。これは岡田クンの実力だろう。
書籍に対する検閲が強化され、多くの本が不適切として販売できなくなる……というのはもちろん恐ろしい話で、歴史的には「華氏451度」のような作品もあるが、本作はそこが主眼の話ではいと思う。
自由を侵害する側と抵抗する側に分かれ、激しい銃撃戦が行なわれる。アクションシーンも多く、そこはきっちり手を抜かずに制作されているが、しかし本作は、そこが主眼の話ではないと思う。
本作2回と続編を見ての感想だが、これはコメディだよな、と思う。純愛コメディ。ラブコメ。岡田准一はコメディアンではないが、岡田の演ずるコメディはオカシイのだ。「ザ・ファブル」もそうだった。