題名 | スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(Star Wars: The Rise Of Skywalker) |
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監督 | J・J・エイブラムス |
脚本 | J・J・エイブラムス、クリス・テリオ |
出演 | デイジー・リドリー(レイ)、アダム・ドライバー(カイロ・レン、ハン・ソロとレイアの子)、ジョン・ボイエガ(フィン)、キャリー・フィッシャー(レイア・オーガナ)、マーク・ハミル(ルーク・スカイウォーカー)、ハリソン・フォード(ハン・ソロ)、他 |
公式サイト | スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け|映画 | スター・ウォーズ公式 |
制作 | USA(2019年12月20日日本公開) |
時間 | 142分 |
劇場 | TOHOシネマズ日比谷(スクリーン5【ATMOS】) |
雑感
配役
キャリー・フィッシャーが出演するというので驚いたが、過去の映像の切り貼り。それはそれでいいのだが、若い頃のエピソードで新たに必要なシーンがあり、それは別の若い役者が演じた上で、顔の部分は若い時のキャリー・フィッシャーの映像を上から貼り付けたのだという。しかも演じたのはキャリーの娘で、「ちょっといい話」的なニュアンスで紹介されていたが、「女優残酷物語」に記載すべきひどい話のように思える。
シリーズものでは同じ役は同じ役者が務めるのが望ましい。が、死亡・引退その他の事情によりそれが叶わないケースはいくらもあり、その時は別の俳優を立てて撮影が行われるのが当然だ。そうやって寅さんシリーズのおいちゃんは三人もが演じることになったが文句を言う人は誰もいない。ターミネーター3のジョン・コナーのように、あまりにもイメージとかけ離れていて批判されることはあるが。
今回も、キャリーは亡くなられているのだし、若い頃のエピソードなのだから、別の役者で良いではないか。実の娘なら顔だちも似ていてピッタリだろう。わざわざ顔を上書きすることはなかった。いくら技術的にこうしたことが可能になったとはいえ、こうしたことは当たり前にやって良いことだとは思わない。俳優に対する冒涜だと思うのだ。
(2020年2月2日 記)