窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「ハコヅメ」第01話

日本テレビタイムシフトしていないので視聴は諦めていたのだが、TVerで最新話が無料視聴できると知って見てみた。超面白い! 見てよかった。

放送日

  • 2021年7月7日

登場人物

あらすじ(公式サイトより)

「警察官にさえなれば一生安泰」そんな安易な考えから警察官になった新人・川合麻依は、通称“ハコヅメ”こと交番勤務に配属されて二週間。心身共にキツい警察の仕事に限界を感じ、早々に交番所長の伊賀崎秀一に辞職願を出すタイミングを狙っていた。

そんな矢先、川合は“問題”を起こして交番に飛ばされてきたという刑事課の元エース・藤聖子とペアを組むよう言い渡され、辞職願を出し損ねてしまう。飛ばされた理由が“パワハラ”と聞きビビる川合をよそに、藤はパトロール中に早速その能力を発揮! ある“気づき”から、不審な男を鮮やかに捕まえて……!?

一方、係長の北条保率いる刑事課捜査一係では、連続窃盗犯の男・篠原を必死に追っていた。藤の同期・源誠二と、そのペアで後輩の山田武志、藤の後任で新撰組オタクの新任刑事・牧高美和と、個性あふれるメンバーが揃う刑事課捜査一係だが、そこに交番から連絡が。それは、藤が篠原を確保したという一報! 実は藤が捕まえた男こそ、刑事課の追っていた窃盗犯だった!

その日、藤と川合はその後も相次ぐ通報に追われて休む暇なく駆け回る。さらに、「今から自殺する」という通報が! それは川合が配属されてからすでに15回は同じ内容で110番通報している常習者・坂本で……。そして翌朝。ようやく当直勤務を終えた二人の元に警察署副署長・吉野正義から招集が入る……。

“交番”を舞台に、藤と川合、最強女性警察官ペアが誕生!! 未だかつてない、“お巡りさん”の日常を描く交番エンターテインメントが幕を開ける!

雑感

  • 原作の初期のエピソードを盛りだくさんに取り込み、うまく散らし、笑えるシーンとシリアスなシーンを案分してうまくまとめていたと思う。藤の「美人&有能&性格が尖っている」ところ、川合の「天然」ぶりは漫画ならではのもので実写となるとどうだろうと不安だったが、戸田恵梨香は藤聖子らしかったし永野芽郁は川合麻衣そのものだった。
  • 藤が交番勤務に異動になった理由を川合は「パワハラ」だと信じているが、本当の理由は別にあることをほのめかしたのはよい改変。(恐らく原作は、第一回目を描いた時点ではそこまで考えていなかった?)
  • 説明口調の独白が多過ぎるのはマイナス点。ちょっとくどい。
  • 盛りだくさんのため、ひとつひとつのエピソードが薄い。ベテランの泥棒の取り調べを川合がするエピが「それだけ」だったのはもったいない。ここで得た大事な話を小学生向けの安全教室で話すところまで欲しかった。一方、自殺するする通報者のエピをふくらましたのはよい改変。意識が戻った時に川合を見て安心するシーンは目頭が熱くなる。
  • 通常点検のエピソード、笛を吹くシーンは本気で笑えた。ただ副署長はもともと、「署長は来年退官」だと言っている。「私59歳だからまだ一年あるよ。来年もよろしく」と言われて副署長が石になっていたが、副署長は何を間違えたのか、理解できなかった。
  • 原作は3巻まで買って読んで続きを買うかどうか検討中……のまま時間が経っていたが、このドラマを見て最新刊まで一気買いしそうな予感がする。

配役

  • 戸田恵梨香はいい役者になったなあ。「アマルフィ 女神の報酬」の頃を思い出すと……「コード・ブルー」をシーズン1から見てみたい。
  • 永野芽郁かわいい! 永野芽郁が演じるのを見るのは初めてのはずだが、妙に既視感がある。「劇場版タイムスクープハンター」の夏帆を思い出した。この時の杏が本作の戸田恵梨香か?
  • 西野七瀬が無駄に美人(いや、これから重要な役になっていくのか?)。元乃木坂46
  • 三浦翔平は「おカネの切れ目が恋のはじまり」の早乙女健。
  • 平山祐介は「私の家政夫ナギサさん」の副支店長。この人、ほかに「逃亡者 木島丈一郎」「おんな城主 直虎」「アシガールSP」などにも出ている(が、印象なし)。


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