窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「ばけばけ」(001)

  • 第01週「ブシムスメ、ウラメシ。」

放送日

  • 2025年9月29日(月)

音楽

主題歌

声の出演

登場人物

  • トミー・バストウ(レフカダ・ヘブン)
  • 高石あかり(松野トキ)
  • 福地美晴(松野トキ:少女期)
  • 岡部たかし(松野司之介、トキの父)
  • 池脇千鶴(松野フミ、トキの母)
  • 小日向文世(松野勘右衛門、トキの祖父)
  • 岡部ひろき(谷川原、教師)
  • 小山愛珠(野津サワ)
  • 高田幸季(トキのクラスメート)
  • 中川聖一朗(トキのクラスメート)

概要

この世はうらめしい。けど、すばらしい。没落士族の娘・松野トキと外国人の夫・ヘブン。怪談を愛し、何気ない日常の日々を歩んでいく夫婦の物語。明治のはじめ。小学生のトキは、父・司之介と母・フミ、祖父・勘右衛門と、世をうらみ、貧しい日々を送っていた。司之介はトキにいい暮らしをさせたいと一大決心をする。(NHKオンデマンドの解説より)

感想

「あんぱん」の終盤で、なんでも手柄をのぶが独り占めしているのを見るにつけ、もしや次作も、話を作っているのは全部妻で、小泉八雲はただそれを筆記しただけ、みたいな話になるんじゃあるまいな、と「半ば冗談で」考えていたら、冒頭でいきなりトキが夫に「耳なし芳一」を語って聞かせるシーンから始まり、「ああー」となった……。

しかしまあ、それ以外の部分は取り敢えず面白かった。

それにしても、明治政府は武士を全員失職させるなど、今から思えば随分と過酷な政策をとったものだ。江戸時代における武士はいわば官僚役だったと思うのだが、一斉にクビにして大丈夫だったのか、大丈夫だったとすれば、それだけの「役立たず」を抱えていたら財政も厳しいだろうが、本来は「戦闘員」だったわけで、明治政府は一方では富国強兵を押し進めていたが、軍人になる道はなかったのだろうか? よく「明治政府打倒」の火が灯らなかったと思う。いや、それが西南戦争だったのか。

司之介は働くこともできず、反乱運動に加担することもせず、するのは「家族全員で牛の刻参り」。司之介は「最高の夜だ」と満足するが、フミは「最高だとは思えませぬ……」、勘右衛門は「むしろ最悪だろう」。この会話のテンポがいい。

オープニングロールの文字が小さいと華丸さんも言っていたが、文字の小ささよりも画面を切って小さくしてしまっていることが気になった。ただし、動画でもアニメでもなく写真を並べる手法は斬新。

ナレーションはちょっとうるさいかな……。

配役

  • トキを虐める男子に見覚えのある顔がいるなあと思ったら、中川聖一朗は「カムカムエヴリバディ」で赤螺吉右衛門・赤螺小夜吉・赤螺伝吉の三役を演じた子、高田幸季は「カムカムエヴリバディ」ではラッパの少年、「舞い上がれ」では笠巻の孫、「ブギウギ」では羽鳥カツオだ。
  • 小山愛珠が演じる野津サワは、トキをかばった子かな。トキの父を怠け者と断じた教師・谷川原を演じるのは岡部ひろき、岡部たかしの実子。


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