瀬戸康史がガッキーから乗り換えた若い女の子のことはそれなりに覚えていたが、それが永野芽郁だとは認識していなかったので、ぜひ見たいと思っていた。
雑感
- 永野芽郁は顔が出てくる前に声が聞こえたが、その段階でわかった。きれいな声だ。
- この映画には、神尾佑、松尾諭(真木よう子も加えてSPが揃ったなあ)、平山祐介、池上季実子、山口紗弥加らが出演していた。ちなみに遠憲の奥さん役は宮崎美子だったと思い込んでいたが、田中美佐子だった。「きのう何食べた?」の佳代子さんだ。
- 新垣結衣はこういう女優だったか。いや、確かにこういう女優だった。「空飛ぶ広報室」でもそうだった。「コード・ブルー」はちょっと違ったけど。
- 富田多満子は、かつて天才少女といわれたかも知れないが、なにはともあれ中学生の時にラケットを置いた。ラケットを置かず、そのまま毎日厳しい練習を続け、試合をして経験を重ねた結果、石川佳純や伊藤美誠になるのであって、10数年も現役を離れていた人が、一年かそこら真面目に練習したからといって第一線の人と張り合うのは現実感がない。萩原久に到っては、元プロボクサーで運動神経はいいのかも知れないが、卓球は素人である。最後の試合、競り合ったが結局は勝てなかった、という結末はよかったと思うが、接戦が演じられた理由がもう少しほしかった。多満子と萩原は互いに気持ちが通じ合い、相手の動きが読めるようになったが、江島と愛莉は、再度ペアを組んだものの、息が合っていなかった、とか。
- 瀬戸康史は、顔はなかなかのイケメンだし、演技も悪くない。が、彼が登場すると、出たよクズ男がよと思ってしまう。そして実際に、期待した通りのクズだった。なんでそんな風に思うようになってしまったんだろう? 「ナタラージュ」でもそうだったかな? 「私の家政夫ナギサさん」の田所は何一つ悪いことはしていない(どちらかというとメイの方が胡散臭い)のに、いついつクズ男に変質するんだろうと、それがずっと気になってしまった。