窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「ミステリと言う勿れ」(2)

題名

  • 「ミステリと言う勿れ」第2話〔フジテレビ〕

放送日

  • 2022年1月17日

登場人物

あらすじ

美術館に行くため久能整が乗った路線バスがジャックされた。乗客に名前を尋ねる犯人に、整は逆にバスジャックの目的と名前を聞く。すると犯人は犬堂オトヤと名乗るが、目的はそのうちわかると教えなかった。

その頃、大隣警察署には連続殺人事件の捜査本部が立っていた。朝には新たに4体目の遺体が発見されている。被害者に共通点はなく、容疑者の目星すらつかない状態だ。青砥成昭や池本優人らが忙しく動く中、風呂光聖子は捜査に加わらせてもらえない。そんな時、風呂光は後輩警官からバスジャックの通報があったと報された。だが、付近の路線バスや観光バスは問題なく運行している。風呂光は青砥たちに話すが、ただのイタズラだと一蹴されてしまった。

整の乗ったバスは公園に停まり、オトヤは乗客たちを1人づつトイレに行かせる。真っ先にトイレに向かわされた整は外部に連絡する方法を考える。出がけ前に池本から連絡先を知らされていた整はメモ用紙に現状を書いて、犯人に見つからなさそうな場所に置いた。

再びバスが走り出すと、整がオトヤを理詰めにして怒らせてしまう。逆上したオトヤはナイフで切りかかるが、乗客の熊田翔が整をかばった。さらに、乗客の坂本正雄がオトヤを殴り倒す。乗客たちは安堵するが、坂本は落ちたナイフを乗客たちに向け……。その後、バスは犯人の指示で、ある屋敷にたどり着く。(公式サイトより)

雑感

総括

屋敷にたどり着くまではテンポよく(原作を大幅にカットして)進んだが、そのあとが割とていねいに進むなあ、これでちゃんと終わるのかなあと思ったら、警察が突入した時点で終わり。来週に続くだと。

初回は、今回の事件の冒頭10分くらいをやって途中で終わり、今回も途中で終わりは不完全燃焼だ。

風呂光はなぜ一人で捜査をしているのか?

風呂光が頑張って聞き込みを行ない、連続殺人事件の被害者のミッシングリングを探し当てるのは立派だが、なぜ彼女一人が捜査をしているのだろう。捜査本部は何のためにあるのか。

バスジャックの通報も、通報した人に話を聞き、誰から連絡を受けたのか、その人の日常の行動範囲は、といったように調べなくていいのか。

久能くんによるカウンセリングに焦点が置かれるのはいいとして、警察の捜査が杜撰過ぎる。これなら隙を見て久能くんが池本に連絡し、それを受けて警察官が来る、ということにした方がよかった(警察側から見たら、操作が進む前に通報で事件の謎が解けるということ:原作通り)。

キャスティング

とにかく合わない、イメージが違うなどと片っ端から言われている。あのー、僕は常々思うのですが……原作と比較して、合っている、合っていないでドラマを評価するのはやめた方がいいと思うんです。原作の劣化コピーを作るのが実写の目的ではないですから。問題なのは、ドラマとして面白いかどうかではないでしょうか。

自分としては犬堂愛珠を誰がやるのか気になっていたのだが、見るからにきれいな人だったから、満足である。

配役



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