窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「ちむどんどん」(13)

第03週「悩めるサーターアンダギー」(水)

放送日

  • 2022年4月27日

登場人物

概要

暢子は、兄・賢秀が喧嘩した相手先が、自分の就職希望先だったことから、悩みを抱えることに。謝罪を求める会社側と、非は無いと思っている兄との板挟み。だが母・優子を助けるためには仕事をしたい…。姉・良子は、大学時代の知人の石川への想いを抱えていた。そして歌が好きな妹・歌子は、家の経済事情から切ない気持ちを秘めていて……。(NHKオンデマンドの解説より)

私は悪くもないのに謝ったのだ、にいにいも謝って、と暢子に詰め寄られた賢秀は、畑で働く母の姿を見て思うものがあったらしく、自分も泊まり込みの工事現場で働くことにした。それを見かけた智の言によれば、親方の指示に「はい」「はい」と素直に元気よく従ったいたようだ。

良子は給料をもらった日に同僚から買い物に誘われ、自分のつぎだらけの服を見、悩む。

歌子が熱を出す。良子が医師を呼びに行き、暢子が温かい料理を用意し、良子は勉強会があると言って出かけ、そこへ智が豆腐を持ってやってくる。暢子は智に、畑仕事をしたいから歌子を見ていてくれと言い置いて出かける。歌子は智に、「暢ねえねえのことが好きなんでしょ」と智に詰め寄る。

今日の暢子

「しょうがないなあ暢子の頼みなら」

雑感

今日はまあまあ面白かった。

賢秀が働き出したのはとにかくよかった。前回は二時間で喧嘩して辞めている。今度も続かない、という説もあるが、親方に対する態度もこれまでの思いあがった賢秀とは一線を画しており、さすがに心を入れ替えたのではないか。力はあるのだから、力仕事なら人一倍働けて収入になる。ぜひ続けてほしい。

対して良子の態度が不穏である。これまでも「給料を入れているのだから」と家事免除は当然といった態度を見せることがあったが、今回も病気の歌子を置いて勉強会に出かけて行った。勉強会というが、本当にそうか、石川と会うのではないかと視聴者は感じるが、まだわからない。

智が来たことを察知した歌子が、熱があるのに起き上がって髪を整える女心がいじらしい。が、暢子から「歌子を見ていてほしい」と頼まれた智が、「しょうがないなあ暢子の頼みなら」と答えたのが聞こえてしまった! 七年前、暢子が東京行きを決めた時、もっとおいしい豆腐を作るから、東京に行くな、と言ったのは、幼馴染みであり、親しい間柄だから……ではないかと思ったが、それだけではなかったのだろうか? 歌子が智を好きなのは(視聴者には)明らか。暢子が智に(頼りにはしているけど)恋心を抱いていないのも明らか。妙な三角関係はやめてほしいけど……

その他

  • さとうきび畑はどうなったのだろう。売却した?
  • 頻繁に登場し誰ともしゃべらず本を読んでいる人物は、まもるちゃんと判明。
  • 賢秀が酔って「とめてくれるなおっかさん」と叫ぶシーンがある。これは1968年の学園紛争中の東大駒場祭のキャッチコピーで、全文は「とめてくれるなおっかさん背中せなのいちょうが泣いている 男東大どこへ行く」。橋本治の作。話題になったけど、沖縄にまでその話題は及んでいたのか? テレビのない山原で、どうやって流行を知るのだろう?



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