第02週「別れの沖縄そば」(金)
放送日
- 2022年4月22日
概要
東京の遠い親戚からの申し出は、「四人のこどものうち、ひとり預かってもいい」というものだった。誰を行かせるべきか。家族と離れるのは誰なのか。本当は四人の兄妹、誰も行きたくはなかった。悩む優子。さまざまな葛藤の末に、暢子が自ら「東京に行きたい!」と……。そして、やんばるを去る史彦、和彦とともに、暢子が家族と離れる日がやってきた……。(NHKオンデマンドの解説より)
そして7年の月日が流れる……
今日の暢子と和彦
「東京へ来たら俺を頼れ。俺が守ってやる」
「手を繋いで帰ろう」
「いやだよ」
雑感
いやいやいやいや
さんざん涙の別れの儀式をして盛り上げた挙句、行くのをやめましたって、それはありえんだろう。このままいったら優子の過労死・一家離散コースか、はたまた賢吉・和恵の心中か、しかないのではという中で、一人をよそへ預けるのは窮余の一策だったはず。それをせずにどうやってこの先やっていくのか。ところが東京行きを取りやめた途端にいきなり7年が経過する。暢子と歌子は高校へ行っているようだし、制服もきれいだったし。まあ賢秀と教師になるのを諦めた良子が働けば、だいぶ楽になって、下の二人は高校へ行かれるか……?
それにしても、東京のおばさんが部屋を用意したり布団を買ったりして準備していただろうことを考えると、ここへきての中止はあまりといえばあまり。「守ってやる」と告げた和彦の気持ちも宙に浮いてしまった。
もっとも、四人の中で暢子が行くのは悪手だとは思っていた。暢子がいなくなると料理をする人がいなくなるから。行くなら良子だろうと思っていたが……。良子にとっても、東京に住んでいる方が大学へ行きやすいだろう。賢秀は中学を出たら働く。まあ、優子はそういう計算はできない人なのだが。
その他
- 暢子の最後の(?)夜に家族みんなで歌った曲が「椰子の実」。悪いとは言わないけど、それでいいのか。
- 智も暢子のことが好きなのか? 歌子との三角関係なんかになったら厭だな……。単に寂しがっているだけ?
- バスが右側通行(左ハンドル)だ。