第15週「女房は山の神百石の位?」(金)
放送日
- 2024年7月12日
概要
寅子は家族に優等生であることを強いていたと反省する。多岐川と汐見らが旅立つ寅子のために壮行会を開いてくれる。汐見のはからいで香子と話が出来た寅子は、よね、轟、梅子にも別れの挨拶をするために上野を訪れる。(NHKオンデマンドの解説より)
感想
壮行会の日は、別室で香子と寅子は話をするが、小橋、稲垣には「香子は用があって外出している」と説明される。「噂の香子さんに会いたかった~」と言うが、彼らに会えば崔香淑であることがバレてしまう。そうなればいくら口止めをしても、どこで漏れるかわからない。ご近所さんも含め周囲に出自を隠している以上、それは避けなければいけなかった、ということか。
轟法律事務所を訪ね、報告。轟は「判事か、鼻が高いぞ」と喜ぶがよねは無視。そんなよねに、「変わらないでいてくれてありがとう」と声をかけ、「司法試験に再度挑戦してほしい」と伝える。「あなたにしか救えない人が、きっとたくさんいると思うの」。
しかし、優未を連れて出て行くとなれば、花江に教わって料理を特訓したり、優未の好物を聞いたりとか、むしろそちらの方こそやることはたくさんあると思うが、全く準備をしている様子がない。「反省した」「生まれ変わった」というが、うまくやっていけそうな気が全くしないのだが。