窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「舞いあがれ」(054)

第11週「笑顔のフライト」(木)

放送日

  • 2022年12月15日

概要

いよいよ最終審査を迎えた舞たち。最終審査は3日間で行われ、初日は教官の質問に口頭で答える口述審査。2日目は実際に飛行してその習熟度をはかるエアワークの審査。この2日間で舞たちは、立派に成長した姿を見せる。そして最終日。帯広空港を起点に各空港を巡る野外飛行する野外航法に臨む。大河内教官は、舞と柏木学生を帯広空港から見守る。(NHKオンデマンドの解説より)

舞、柏木、倫子、中澤、吉田は全員合格した。その翌日(恐らく休日)、柏木は舞を誘って外出、改めて告白する。舞もOKする。

感想

これまで内容に多少の瑕疵があっても大仰に騒ぎ立てず、よいところを書くか、書くことがなければ短く済ませることにしていたが、今回は言わせてもらいたい。

最終審査が大変だ大変だと言われていたが、全員分がわずか数分で終わり。初めて倫子、中澤、吉田の操縦する姿が見られたのはよかったが、これまでがわからないからどこがどう成長したのかわからない。そもそも映っている時間が短い。舞は昨日の着陸で成長したところを見せたからもうそうれでいいのか。

その後の大河内教官と舞、柏木との会話の方が長かった。大河内は恐らくこれでクランクアップ、わだかまりが解け、大河内が二人を励ますいいシーンではあるが、ひとことふたことで締めるから感動するので、セリフばっかり長々とあっても間延びする。それでも放送時間の半分。残りの半分はデートだった。

舞がOKしたのはとにかく驚いた。先週ならともかく、今週の大河内を見たら、男として、人として、スケールの違いに圧倒されたはずであり、柏木のようなおこちゃまには見向きもしなくなると思った。そもそも告白されたことを忘れていたっぽいし、昨日いきなりハグされた時もやんわりと拒否していたし、「いい仲間でいましょう」で終わると思ったのだがな……

ドラマには描かれなかったが、舞は、性格もいいし、中学、高校、大学と、告白されたことは何度もあっただろうと思っていた。が、柏木から告白された時の驚き具合からすると、もしかして経験なかった?(舞の周囲の男子は牽制し合って、アタックできなかった?)告白されちゃったし、別に嫌いじゃないし、という程度のOKのようにも見えるが……

というか、そもそもパイロットになるための厳しい訓練課程を描くパートに恋愛を入れないでほしかった。貴司とも、なにわバードマンの面々とも、一切そうした描写がなかったのが潔いと思っていたのに。



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