窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「舞いあがれ」(120)

第25週「未来を信じて」(木)

放送日

  • 2023年03月23日

概要

刈谷と玉本が、舞のつてで入手したカーボンのプロペラを試作機に取り付けていると、なにわバードマンの仲間だった渥美を連れて舞が訪れる。再会を喜ぶ刈谷たち。渥美は毎週末に手伝いに来てくれるという。舞は刈谷たちへ、プレゼンに向けたラストスパートを頑張ろうと励ます。それから刈谷たちは空飛ぶクルマの開発を急ピッチですすめ、投資家にテストフライトを見せる日を迎える。(NHKオンデマンドの解説より)

無人機の飛行は成功(1mほど、鎖につながった状態でだが)。見学にきた三人の投資家のうち二人が投資してくれることになった。次は有人の機体の試作だ。

悠人が久留美を連れて舞の家に来る。将来のことも考えているという。

貴司は依然として歌が読めない。苦しんでいるが、舞らがそれに気付く様子はない……

感想

刈谷らの計画が「2025年の商業実用化に向けて」だということを知った。2015年! 物語は今2018年だから、あと7年も先なのか。それまでいったいどうやって食っていくつもりなのか? 開発費に加えてスタッフ全員の7年分の生活費も集めた資金で賄おうとするのは、さすがにリスキーではないのか……

私は別に、お金もないし先見性もないけれど、アビキルには投資したくないなあ。

刈谷は舞らと話す時は頑なに博多弁を使うが、プレゼンの場では標準語で喋った。それが刈谷の矜持なのだろう。

貴司は一年以上も干からびている。舞がそれに気付いてなさそうなのは見ていてつらいが、「歌が詠めない」苦しみは、誰とも分かち合うことができない。気付いたところでどうしようもないし、だから気付いていないふりをしているだけなのかも知れない。



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