窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「舞いあがれ」(026)

第06週「スワン号の奇跡」(月)

放送日

  • 2022年11月7日

登場人物

概要

スワン号のテスト飛行に臨んだ舞は無事に終わらせるが、ペダルの重さに自信を無くす。刈谷は改良の余地があると言うが、それには金属部品の特殊加工が必要だった。そこで部員たちは、工場を営んでいる舞の父・浩太に相談することに。浩太は久しぶりに舞に頼みごとをされて喜ぶ。しかし、職人の結城は、舞が彼氏をつくっててもおかしくないと言い、浩太は複雑な気持ちになる。(NHKオンデマンドの解説より)

今日の浩太と章

「舞に久しぶりに頼み事されたわ」
「彼氏も連れて来たりして」

今日の鶴田先輩と刈谷先輩

「舞さん、めっちゃ頑張るんです。パイロットがあんな頑張っているから、おれらも頑張らなあかんと思うんです」
パイロットは人力飛行機のエンジンやけん、岩倉の粘り強さはNANIWAバードマンの大事な武器です」

感想

両親が初めて舞の成長を実感した日なのではないだろうか。もちろん、大きくなったと感じたことはこれまでにも多々あっただろうが、子どもは子どもである。また、舞の(親の知っている)友人といえば、これまで貴司と久留美だけだった。それが今日初めて、「大人の男性」を大勢連れてきたのだ。

鶴田はめぐみの前で「舞さん」と言うが、刈谷は「岩倉」呼び。技術者肌で人付き合いがあまりいいとは言えない刈谷と、刈谷のような曲者をひっくるめて取りまとめてきた鶴田の個性が際立つ場面だ。この二人が、二人なりの言い方で舞を褒めるのを聞いて、めぐみは心底嬉しかっただろう。

浩太は、舞の携帯の待ち受けが彼氏の写真ではないかと章に言われ、気になって仕方がない。が、もちろん黙って覗き見たりはしない(実際にはスワン号だった)。さり気ないが、こういうところが「品」なのだ。
(2022-11-26記)


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