窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「舞いあがれ」(126)

第26週「私たちの翼」(金)

放送日

  • 2023年03月31日

出演者

  • 夢香(岩倉綾奈、悠人の子)

今日の舞

「こちらかささぎ、間もなく一つ目の目的地に到着します」

概要

2027年1月。「かささぎ」と名付けられた空飛ぶクルマが、長崎・五島列島の空を飛ぶ日を迎える。刈谷から初便のパイロットに指名された舞は、航空学校の訓練さながらのフライト前点検を行う。一方、東大阪の喫茶ノーサイドには、なにわバードマンの同窓生たちや航空学校時代の同期が集い、その様子を見守る。そして「かささぎ」に病院へ向かう祥子と医師が搭乗し、舞は離陸体制に入る。(NHKオンデマンドの解説より)

感想

舞が操作するかささぎが離陸し、飛行を開始した時はやはり感動したし、そこに子舞がバラモン凧を揚げる風景やスワン号の離陸シーンなどがかぶるから、そこは涙が出て来た。それにノーサイドにNAMIWAバードマンや航空学校時代の同期の人たちが続々と集まるのを見ると、来るものがある。由良先輩きれいになったな、とか、やっぱり由良先輩と鶴田先輩は付き合っていたんだな、とか。悠人と久留美には女の子が生まれたんだな、とか。

けど、ネットで見られるのになんでわざわざノーサイドに集まって来ないといけないのかわからない。東大阪近辺の人はパブリックビューイングで集まってくるのはいいけれど、それぞれが自分の巣でパソコンなりタブレットなりで見ているところを順に映していった方がよかったんじゃないか。

かささぎの開発そのものは全くすっ飛ばされたから、舞がかささぎを運転すると言っても、スワン号を運転した時とはやはり感動の桁が違う。

最後に舞がパイロットになって、第一話の冒頭とリンクした、回収されたとはしゃいでいる声も拾ったが、第一話で舞が操縦していたのは、時速1,100kmで飛ぶ旅客飛行機だ。紆余曲折合っても、最後はちゃんと旅客飛行機の運転手になるから安心して見ててね、という宣言だと思っていたのに、かささぎは2~3人を乗せるまさにクルマだから、全然違う。あれは子舞の見たただの夢だから、と言われれば返す言葉はないが、正直、裏切られたような気分だ。

舞の子、一太の子は子舞、子一太を演じた子が再登場した。それなら悠人の子も、子久留美を演じた大野さきちゃんがやればよかったのに。歩よりは明らかに年下だから、それは難しかったのかな。

ともあれ、一度も抜かすことなく最後まで見通したし、感想も全回について書くことができた。それはよかった。



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