窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「舞いあがれ」(023)

第05週「空を飛びたい!」(水)

放送日

  • 2022年11月2日

概要

スワン号のパイロットとなった舞が、刈谷から課せられたのは体重の減量と体力強化、特に脚力の向上。舞は早朝からロードバイクでのトレーニングや食事制限で目標達成を目指す。しかし、達成しなければいけないノルマは簡単なものではなく、非常に過酷なものだった。祖母・祥子が送ってくれたジャムさえ口にできない。一方、舞の幼なじみ・貴司は仕事で悩み疲れていた。(NHKオンデマンドの解説より)

五島では、さくらがついに喫茶店を開店。扉には舞がお別れに贈ったものが飾ってあった。彼氏の顔が拝めると思ったが、登場せず。一太は長崎高専を来年卒業。

岩倉螺子製作所のホームページ制作を貴司が担当。

授業中、居眠りをする舞をかばって日下部が奮闘。眠っていた舞は日下部の気遣いに気づかない。

貴司は、舞や久留美には笑顔を見せるが、疲れ切っている。営業成績が最低で、いつも会社で怒られているのだそうだ。

今日の祥子

「ばえー、すごかねえ」

感想

貴司は一体どんな仕事をしているのだろうか。

岩倉螺子のホームページを貴司が作っているが、平日の昼間だったようだから、「仕事」としてやっていたのだろう。Web作成がこの会社の業務なのか? この受注は貴司の営業成績になるのだろうか? もしそうなら、この商店街や岩倉螺子の取引先などに(浩太にも口添えしてもらって)営業をかければ、5~6件くらいはすぐ受注できて、最下位脱出できそうなものである。

しかし、岩倉螺子のホームページはセンスが5年古い。2004年なら、ページの左側にリンク先が並ぶスタイルが基本で、フラッシュなどを多用したスタイリッシュなものがいろいろ流行っていた時代。このレベルでは受注は覚束ないか……。ただ、制作しているのが高卒一年目の貴司では、やむを得ないとも言える。こういうものはたくさんのサイトデザインの蓄積とWeb技術の上に成り立っているので、経験者の指示がなければこんなもんだろう。そもそも、なんで自分が受注した案件を自分でこなしているのか? そんなことしていたら数字が伸びないのは当たり前だ。

ちょっとこのあたり、設定が雑な気がする。

その他雑感

  • アバンでメイキング風にNANIWAバードマンを紹介しているのがうまい。誰が誰やら完全にはわかっていない視聴者も多いと思われるので、顔と名前とグループを一致させるいいタイミングだ。
  • 舞は食事制限をしているようだが、筋肉をつけなければいけないので、もっとたくさん食べた方がいい。体重はトレーニングで減らすのだ。ただ、このあたりは、意図的に、多くの人がわからないアスリートの減量ではなく、多くの人がわかるダイエットになぞらえて大変さを表現しているのかとも思う。
  • 小森富雄がまたクレジットに出て来たけど、誰だろう。

(2022-11-16記)


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