第05週「空を飛びたい!」(木)
放送日
- 2022年11月3日
概要
記録飛行まであとひと月。大学の夏休みに入り舞のトレーニングはますます過酷となるが体力がなかなか増強しない。部室で行われた体力測定でも、目標値の半分にも満たない状況。そんななか、刈谷が、舞のペダルを漕(こ)ぐ力の目標値を下げることを提案する。それは舞が目標とする50分間ペダルを漕ぎ続けられるようにするためだ。その設計変更に部員たちもなんとかしようという空気になっていく。(NHKオンデマンドの解説より)
舞の仕上がり具合(仕上がらなさ具合)を見て、190W50分を180W60分に設計変更。尾翼も主翼の取り付け位置も変わる。ようやく出来上がったところで、日下部はフェアリングを変えて内部に風を入れることを提案。コクピット内が蒸し風呂になると聞いて、少しでも岩倉を楽にしたいためだ。再び作り直しとなる……
ついに、テスト飛行が決まる。
今日の由良先輩
「由良先輩……」
「よっ」
今日の由良先輩(2)
「しんどいのは当たり前や。自分、空を飛ぶんやろ。飛行機は向かい風を受けて高く飛ぶんや」
今日の刈谷先輩
「岩倉、チャンスは何回もないけんね。飛ぶ感覚、つかまんと」
感想
一ヵ月前の時点で、目標190Wで50分に対し29分だから、概要の「半分にも満たない」は間違い。ただ、本番で50分漕ぎ続けるためには、練習で軽く1時間半くらい漕げるようでなければ難しいのではないか?
ドラマを見ていると、舞のトレーニング(と食事の内容)は自己流。一応鶴田が様子を見たり、刈谷がメニューを指示したりはしていたが、短期間で効果を上げるためには専門家のアドバイスがなければ無理なのではと思っていた。そこへ由良の登場。なるほどと思った。由良は岩倉につきっきりでトレーニングをし、食事の内容も細かくチェック。何より心強いだろう。
退院した由良が、松葉杖をつきつつ部に顔を出し、気づいた舞に「よっ」と小さく声をかけるところは可愛かった。
(2022-11-17記)