第16週「コオロギラン」（月）
放送日
- 2023年7月17日
概要
田邊が発表の準備をしていたトガクシソウを、留学中の伊藤孝光が、突如イギリスの雑誌に発表。田邊の名を冠した学名は幻となる。新種の発表は一刻を争うもので、一手負ければそれで終わり。それが学者の世界なのだと徳永は言うが、藤丸は、そこまでして新種発表や名付けを競うことに耐えられないと、教室を出て行ってしまう。万太郎は藤丸の言葉が心に深く刺さり……。（NHKオンデマンドの解説より）
感想
一手負けたらそれで終わり、すべてが無駄になってしまうと彼らは言うが、そういうものなのだろうか？ 新種発見の栄誉には浴せないとしても、その植物の生態を調べたことは、学問を進めることに役立つのではないのか？ 植物学の目的は、新種を発見することだけではないと思うのだ。
ラスト、寿恵子が寝ていた。布団をかけていたから倒れたのではないと思うが、夜衣ではなかったから心配だ。
