窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「らんまん」(102)

第20週「ノジギク」(火)

放送日

  • 2023年8月22日

登場人物

概要

田邊が亡くなったという知らせに、驚きを隠せない万太郎、波多野、藤丸。数か月後、長屋へ聡子がやってくる。田邊の遺言を万太郎に伝えにきたのだった。一方、寿恵子は、家計を助けるため、また図鑑を作る夢をかなえるために、久々にみえに会いに行く。(NHKオンデマンドの解説より)

聡子は槙野を訪ねると、生前に田邊が蔵書をすべて槙野に譲ると言っていたことを伝える。蔵書を譲り受けた万太郎は、本のあちこちに書き込みがあるのを見て、田邊がどれだけ勉強していたのか思いを馳せる。万太郎は田邊教授の植物学に賭けた気持ちも受け継ぐ覚悟を決める。

今日の田邊教授

「私の植物学は終わった。この先はミスター・マキノに――」

今日の聡子

「旦那様の蔵書、お受け取りいただけますでしょうか」
「旦那様はね、生きようとされていたんですよ。私と、子どもたちと、それから(お腹の)この子と。これから思う存分、生きようとされていたんです」

今日の寿恵子と万太郎

「万太郎さん、実は今、我が家はぎりっぎりなんです」

感想

万太郎は少し精悍に、少し老けたように見える。教授と出会ってから11年経つのだ。寿恵子も可愛いけれど、生活に疲れた長屋のお母ちゃんに見える。神木隆之介浜辺美波の演技力はすごい。

ところで、田邊教授の蔵書となると、数だけでも相当あると思うが、長屋に入ったのか、無理に入れても床が抜けるのではないかと心配してしまう。その中の何冊かを売れば、一ヵ月分くらいの生活費になるだろうけど……

万太郎へ標本を送ってきてくれる人の中には出張講義を依頼する人も。無料で行くつもりか? せめて顎足代だけでももらえないものか? 寿恵子は「ぎりっぎり」と言うが、とっくにぎりぎりを超えていると思う。みえのところへ行ったのは、お金を借りるため? まさかそこで働くというのか?


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