窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「らんまん」(093)

第19週「ヤッコソウ」(水)

放送日

  • 2023年8月9日

概要

万太郎、寿恵子、竹雄、綾は久しぶりに再会。いばらの道を行く万太郎を心配する竹雄だが、寿恵子と共に夢に向かう姿を見て安心する。綾もまた、長屋の面々が自由に楽しく生きる姿を見て、元気をもらうのだった。そして、竹雄と綾は高知へ帰り、万太郎も植物採集の旅へと出かけていく。ある日、寿恵子は中尾の質屋で見かけた新聞小説の内容に衝撃を受け……。(NHKオンデマンドの解説より)

堀井丈之助は、今書いている小説を書き終わったら、なじみの女郎を見受けし、この長屋を出て行くという。長屋の住人は、女郎が気のある素振りを見せるのは商売であって、丈之助と一緒になるつもりはないだろうと思っているが、出て行くならいつでもどうぞという姿勢だ。

質屋のおじさんが、倉木えい、寿恵子を前に最近評判の新聞小説の話を聞かせる。東大の教授が自身が校長を務める女学校の生徒に手を出すという筋立てで、話を聞いた寿恵子は田邊をモデルにした話だとピンときて、すぐに田邊宅へ向かう。心配的中。大勢の人が田邊家を取り囲み、ふしだらだ不道徳だと言って騒ぎ、石を投げつけたりしていた。

感想

これまで佐川を出たことのない綾にとって、今回の東京行きはさぞ刺激的だっただろう。長屋の人たちの自由闊達な姿は、「峰屋」に縛られていた綾にはずいぶんと驚きだったはずだ。

寿恵子は聡子の身を案じ、群衆をかきわけ、家の中へ入る。幼子を背負って暴徒と化した群衆に突っ込んで行ってはいかんでしょう……。


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