窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「らんまん」(118)

第24週「ツチトリモチ」(水)

放送日

  • 2023年9月13日

登場人物

概要

熊楠から送られてきた標本の中には、120年に一度しか咲かないと言われているハチクの花の標本があった。翌年(1904年)、日露戦争が勃発。渋谷は、電車の開通で交通の要所として発展を遂げ、寿恵子の店は、ますますにぎわうようになる。ある日、植物学教室にも熊楠から手紙が届く。万太郎が、熊楠から手紙をもらったことがあると徳永に伝えると……。(NHKオンデマンドの解説より)

野宮から手紙が来る。熊楠に誘われ、一緒に研究をすることになった。また、神社が合祀されて鎮守の森が全滅し、熊楠が憤慨しているとも。徳永は万太郎に、熊楠とは深く関わるなと命じる。

相島は寿恵子に、出資してほしい大事な客をもてなすために、店を貸し切りにしてほしいと依頼する。巳佐登でなくていいのかと問う寿恵子に、やまももがよいのだ、なぜならば、その早川という客は、土佐の人だから、と言う……

感想

やまももを開業して5年、ようやく渋谷に陸軍の練兵場が出来、一気に賑わうようになった。5年。岩崎らはこれを見込んで「渋谷は発展する」と考えていたのだろうが、それは岩崎らのスケールの話。寿恵子のレベルでは、人が増える前の5年間で店を流行らせ、軌道に乗せ、借金を返さなければならないわけで、ドラマでは順調のようだが、本来は寿恵子のようなど素人が手を出すべき案件ではなかったように思う。

渋谷が発展するのはよいが、それに伴い伐採された木の切り株がチラと映った。早く図鑑を作らないと、消え去ってしまう植物がどんどん出て来るよ……


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