窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「ブギウギ」(014)

第3週「桃色争議や!」(木)

放送日

  • 2023年10月19日

登場人物

  • 浅雛拓(梅丸社員)

概要

不況の波が押し寄せ、梅丸少女歌劇団にも賃金削減と人員削減が告げられる。一部の楽団員と新人の劇団員は解雇されてしまった。そして、給料が下がったことで、桜庭和希は劇団を続けられなくなり、やめざるをえなくなってしまう。大和礼子と橘アオイは会社と話し合いをするために嘆願書を提出する。こうして、スズ子も巻き込まれていく、会社と劇団員の「桃色争議」が始まる……。(NHKオンデマンドの解説より)

礼子、アオイらは、私たちは会社と対立しようとは思っていません、ただこれだけのことをするなら、せめて話し合いの場を設けてほしいとお願いしているのですと、嘆願書を林に託す。林は「できるだけのことはする」と言い、それを大熊社長に渡すが、会社は団員一人一人に、争議から手を引けば一時金を渡すと丸め込む策に出る。スズ子は、そんなお金があるなら和希を呼び戻してほしいと訴えるが、聞き入れられない。また、切り崩される人も出る……。

ついに礼子は、ストライキをするしかないと言い出すが、アオイは、お客さんのことを考えたらそれはできない、絶対にダメだと言い張る。

感想

一悶着あるとは思ったが、なんで「桃色」争議なのかと思ったが、嘆願書の提出を嗅ぎつけた新聞がそのように記事にした(史実)ことから、そのままタイトルにいただいたようだ。可愛い女性がやるから桃色ということなのだろうが、揶揄されているなあ、時代だから致し方ないけれど。

会社はなぜ話し合いを拒否したのか。踊り子なんかとまじめに議論などできるか、ということなのだろうか。ちゃんとここ3年の売上の推移、主要な出費の内訳と利益額などをきちんと説明し、赤字続きで本社が補填しているが本社も赤字でこれ以上は無理、ついては年間の経費をこれだけ削減する必要があるとこんこんと説明したら、何も言い返せなくなると思うのだが。

とにかく、大幅に収益を向上させない限り、続けるにはコストカットをするしかないのだから。礼子の言うのもわかるけど、ない袖は振れないのだ。


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