第3週「桃色争議や!」(月)
放送日
- 2023年10月16日
概要
昭和8年。デビューから6年がたち、スズ子は脇役ながら劇団の中心メンバーとして活躍し、新人の教育係にもなっていた。後輩には、花咲歌劇団から移籍してきた秋山美月が入り、人気となっている。後輩に抜かれたスズ子は、自分自身の売りはいったい何だろうかと悩んでいた。そんな中、次回公演の内容が告げられる。大トップの大和礼子が演出に挑み、新しい取り組みをするというのだ。(NHKオンデマンドの解説より)
USKの人気は上がり、単独公演のみ。「四季の宴」はバージョンアップした。依然として礼子とアオイがツートップだが、移籍してきた男役の秋月が人気急上昇中。この秋月はあたりがキツく、周囲にダメ出しをしまくるため煙たがられている。リリー白川は色気づいてレビューのあとはデートに余念がない。スズ子は教育係を任じられ、張り切っている。和希は今ひとつ覇気がない。現状維持では進歩がないとする劇団は、次の「四季の宴」の演出を礼子に任せることに。さっそく礼子は張り切って指導するが、アオイは「厳し過ぎる」と批判。礼子は「劇団のレベルを上げたい」と引かない。スズ子は自分は何をするべきか悩む……
感想
6年間の動きをさらりと説明。スズ子は18歳、リリーと和希の年齢は不明だが、スズ子とほぼ同年代だろう。単独公演が常時打てるようになったのは喜ばしいが、立ち位置は厳しいものがあるのだろう。礼子は劇団を変えたい。スズ子は自分の魅力がどこにあるのかわからない。明言されなかったが、リリーも恐らくそれなりに人気があるのだろう(娘役のNo.2との説も)。
趣里の振り切った演技がすごい。これまでの趣里のすべてを知っているわけではないが。前作で寿恵子を演じた浜辺美波もその振り切った演技に痺れたが、朝ドラの主演を務めるというのはこういうことかと思わされた。
月曜日の主題歌は、曲の途中が増えるだけでなく、イントロも違うのね(歌に入る前にベースが入る)。