窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「ブギウギ」(023)

第5週「ほんまの家族や」(水)

放送日

  • 2023年11月1日

登場人物

概要

昭和12年(1937年)、スズ子が香川から戻ってきて三年。梅丸少女歌劇団は、秋山のタップダンスとスズ子の歌を二本柱に、ますます人気を集めていた。しかし、スズ子は自身の現状に満足できていなかった。そんな時、スズ子はラジオから流れてくる茨田りつ子が歌う「別れのブルース」を聞き、感銘を受ける。ある日、大和礼子と股野が久しぶりに劇団を訪ねてくる。(NHKオンデマンドの解説より)

感想

劇場前に名前が挙がっていたのは伊吹圭、葵つばさ、秋月美月、リリー白川、山咲夢子、福来スズ子、冬月、……で和希の名はなかった。男役は秋月、娘役はリリー、歌がスズ子ということか。

スズ子が歌う歌は「恋のステップ」、笠置シヅ子さんのデビュー曲だそうだ。歌劇のタイトルは「ホワッツ・パリ」ということでいいのか? 「別れのブルース」も淡谷のり子の曲。ドラマ内のクレジットでは、作詞は藤浦洸(実在の人物)、作曲は羽鳥善一になっていた(実際は服部良一)。服部良一は1936年にコロンビアの専属作曲家になり、まず淡谷のり子でヒット曲を出したわけか。スズ子と組むのは戦後だから、まだ当分先。

礼子と股野は(股野の泣き落としのようなプロポーズにより)結婚し、礼子は妊娠していた。二人でピアノと踊りの教室を開いているという。礼子は他の歌劇団から声がかかることもなく、また、股野のオーケストラの夢は結局かなわなかったのだろう。それでも、音楽で生活できているのなら結構なことだ。

さて、最後に登場した松永は、だれ?


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