窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「ブギウギ」(036)

第8週「ワテのお母ちゃん」(月)

放送日

登場人物

  • 野田晋市(竹田、松永に代わる演出家)

概要

昭和14年、戦争が始まろうとしており、劇団でも時局に合わせた演出をしていくとの方針が示されていた。スズ子は、あまり派手にならないようにと言われ戸惑う。羽鳥善一もジャズができなくなるのではと心配する。一方、はな湯ではツヤが体調を崩しており、大きな病院で見てもらったほうが良いと言われていた。そんな時、六郎を役場の職員が訪ねてくる。(NHKオンデマンドの解説より)

昭和14年9月、ナチスドイツがポーランドに侵攻。これにより第二次世界大戦が幕を開けることになる。国内でも食料の供給が徐々に厳しくなる。

羽鳥家では善一がいろいろ忖度せざるを得ない世の中に憤慨。スズ子は麻里から、二人の出会いを聞く。

ツヤは大きな病院で検査を受けるように度々言われるが、大きな病院へ行けばお金がかかるからと固辞。

六郎の許に赤紙が届く。六郎は、甲種合格しても召集令状が来ないかもと不安だったため、喜びを爆発させる。そんな六郎を見てツヤも梅吉も「よかったな、さすが六郎やな」と言うしかなかった。

感想

スズ子は頻繁に羽鳥家を訪ね、夕食をご馳走になっているようだ。

善一と麻里の出会いの物語は面白かった。善一だけでなく、麻里も相当変わっているのは間違いない。スズ子はドン引きしていたが。

現代の感覚では、ツヤはさっさと検査を受ければいいのにと思うが、当時、どのくらいお金がかかるものなのかわからない。恐らくツヤの中では、「いずれ自分たちがいなくなったあとも六郎が生きていかれるだけのお金を残さなければ」という気持ちと、「スズ子にあまり頼ってはいけない」という気持ちがあるのだろう(当然、梅吉も同じことを考えているだろう)。それでも、実際に入院するかどうかはともかく、検査だけでも受ければと思うが。病気によっては、検査して原因がわかれば、治療そのものは熱々先生でもできるかも知れないのだから。


映画ランキング