窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「ブギウギ」(110)

第23週「マミーのマミーや」(木)

放送日

  • 2024年3月7日

概要

久しぶりに香川に戻ったスズ子は、梅吉が写真館を切り盛りし、繁盛していたとの話を聞く。梅吉が大切にしていた写真が倉庫にあると言われ、スズ子が倉庫にあったアルバムを見ていくと……。一方、愛子は、はじめは梅吉に近寄らずにいたが、一人でこっそりと梅吉の部屋を訪れる……。やがて、医者から今夜が山だと聞かされる。スズ子は、寝ている梅吉に、昔を思い出しながら話しかける。(NHKオンデマンドの解説より)

昏睡する梅吉の枕元でスズ子は、「なんで血がつながっていないことを話してくれないのか、いつか話してくれるのか、と思ったこともあった……」と呟くと、「話す必要がなかったからや」と返事が返って来る。スズ子の言葉を聞いていたのだ。「ワシらは血よりももっと濃いもんでつながっているから、話す必要がなかったんや」「知っていたのに黙っていてくれたんやな、わしとツヤちゃんを親にしてくれて、ありがとな」

梅吉はスズ子に歌を歌ってくれとせがむ。何の曲がいいかと問うスズ子に、梅吉は「父ちゃんブギ」。なにゃそれ、というスズ子に、梅吉は「東京ブギ」の「東京」を「父ちゃん」に入れ替えた替え歌を歌う。

感想

昨日は、愛子が梅吉を「嫌がるのも無理はない」と書いたが、今日はすっかり仲良くなって亀の話で盛り上がったりしていた。梅吉の人柄によるものか。

枕元でのスズ子と梅吉のシーンは少々くどい。いくら危篤だとはいえ、まだ生きて、話もしている相手に、泣くものだろうか。田中好子が危篤状態に陥った時、伊藤蘭藤村美樹が呼ばれ、約7時間、ずっとそばについていたそうだ。この時、彼女らはスーが息を引き取る前に泣いたりしたのだろうか? ちょっと過剰な演出のように思われる。

週タイトルは「マミーのマミーや」だがまだ「マミーのマミー」は登場しない。



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