第09週「男は度胸、女は愛嬌?」(月)
放送日
- 2024年5月27日
登場人物
- 三山凌輝(猪爪直明)
概要
昭和20年(1945年)。東京大空襲で多くの人が被害に遭う。寅子と娘・優未、花江と子供たちは疎開先で空襲を逃れるが、空腹に耐えながら必死に暮らす家族の元に悪い知らせが届く。やがて、終戦。弟・直明が帰ってくる。久しぶりの再会に大喜びする猪爪家だったが、直明は大学へは行かず、すぐにでも家族のために働きたいと言いだす。(NHKオンデマンドの解説より)
3月、花江の両親は空襲で亡くなった。7月、直道の戦死の報が届く。
感想
死亡通知の届く直前、直道から手紙が届いていた。炊事当番になった。お母さんや花江ちゃんの苦労がわかったよ、という軽口を。ただ、直道が南方の島に行っていたとすると、炊事どころか、食べるものがなく飢えにあえいでいた可能性が高い。実際には母や花江が作ってくれた料理を思い出しながら空腹をこらえていたのではないか。
直明は生きていた。岡山に行ったのはフラグかと思っていた(岡山に大空襲があったことを「カムカム」を見た私たちは知っているから)が、無事でよかった。(2024-06-23 記)