第08週「女冥利に尽きる?」(金)
放送日
- 2024年5月24日
概要
寅子は訪ねてきた後輩の小泉から、女子部が閉鎖されることになったと知らされる。今年は高等試験も行われないため、寅子たち女性法曹の道は途絶えてしまうことに。戦局が厳しくなる中、寅子は優三と娘・優未と戦争を乗り越えることを最優先にしようと心に決める。しかし、とうとう優三の元にも召集令状が届く。(NHKオンデマンドの解説より)
出征前の最後のわがままとして、優三は寅子と外出したいと申し出る。
今日の優三と寅子
「寅ちゃんが僕にできることは謝ることじゃないよ。寅ちゃんができるのは、寅ちゃんの好きに生きることです。また弁護士をしてもいい、別の仕事を始めてもいい。優未のいいお母さんでいてもいい。僕の大好きな、あの、何かに無我夢中になっている時の寅ちゃんの顔をして、何かを頑張ってくれること。いや、やっぱり頑張んなくてもいい。寅ちゃんが後悔せず、心から人生をやり切ってくれること。それが僕の望みです」
感想
変顔を見せ合う夫婦の別れ。「ベロ出しチョンマ」みたいだ。このドラマはとても素晴らしい作品だと思うけれど、これまで泣いたことも、泣きそうになったこともなかった。が、今回は泣けた。
寅子たちは直言の会社の社員寮に移り住んだ。家を明け渡した保証金などは取れたのだろうか?
出征時、優三ははるのことを「はるさん」と呼んだ。以前、共亜事件の時に「お母さん」と呼んでいなかったか? 今は本当に(義理の)母なのに「はるさん」と呼ぶとは、はて?
(2024-06-10 記)