窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

さまよえる脳髄(DVD)

キーボードを買い換えようかとソフマップに行った時、DVDコーナーで見かけて思わずほしくなり買ってしまった。ツタヤで借りて一度見られればそれでいいのだけど、置いてある保証はないし、見かけた時に入手しないと二度と見つからないだろうし……

題名さまよえる脳髄
原作逢坂剛
監督萩庭貞明
出演高島礼子(南川藍子)、神田正輝(海道兼作)、嶋田久作(丸岡庸三:脳神経外科医長)、大杉漣(滝本)、田口トモロヲ(福島助手)
制作日本、1993年

  • 高島礼子の劇場デビュー作。高島礼子の出演作は、映画もテレビドラマも観たことがなく、「極妻」に出ていたことくらいしか知らない。のっけから大胆なヌードをさらし、神田正輝との濡れ場は幾度にも及ぶ。見事な肌を惜しげもなく披露。こんな肉体派女優だっけ?
  • しかし、単にカラダだけではない。高島の演技力もかなりのもので、特にクライマックスで犯人の意識が乗り移った時の表情はすさまじかった。ここをきちんと演じ切らないと、ストーリーが単なるオカルトコメディになってしまう。キャリアのある神田よりうまかったかも知れないな。
  • 原作は読んだことがあったが、全く筋を思い出せない。途中、おかしな教授が行なった心理テストだけはかすかに記憶にあったが、どういう展開かまるで読めず。ミステリーというよりサスペンス、ないしはホラーといった方が近い内容で、たいへん怖い思いをした(つまり、思ったより面白かった)。

さまよえる脳髄 [DVD]

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